Nintendo Switch OLED モデル

新型Switch「Nintendo Switch（有機ELモデル）」発売決定！ – GAME Watch

任天堂が Switch の新モデルを発表しました。

以前から「より高性能になった Switch Pro が出る」というような噂がありましたが、蓋を開けてみれば基本スペックはそのまま（CPU/GPU ともに変更なし）、ディスプレイが 6.2inch LCD→7inch OLED に変更されたのが主な進化点。そのほか内蔵ストレージが倍増（32GB→64GB）したりスタンドが Microsoft Surface のようなキックスタンドタイプに変更されたりドックに有線 LAN 端子が追加されたりしていますが、いずれもゲーム体験を根本的に進化させるものではない「改善」レベルの進化です。ディスプレイに関して言えば従来機種の 6.2inch というのは今や大きめのスマホと大差ないサイズになっていたわけで、大画面化は必然でした。液晶から有機 EL へのデバイス変更も OLED のコストが順当に下がって液晶と大差ない価格で調達できるようになったということでしょうが、OLED のほうが狭額縁にしやすいことで本体サイズを変えずに大画面化できたという側面もありそうです。

新型の価格は既存モデルに対して 5,000 円アップということで、これから新規に Switch を購入するならば OLED モデルを選ばない理由はありません。一方で既に Switch を持っているユーザーが買い換える価値があるかといえば微妙。私も Switch は発売以来継続的に何らかのゲームをプレイしていますが、ほぼ据置モードで使っているからディスプレイ変更の恩恵をほぼ受けないんですよね…。娘たちは携帯モードでプレイすることのほうが多いようですが、二人とも最近忙しくてあまりゲームをしていないし。ドラクエ 12 でも出れば自宅でも外出先でもプレイしたくなるかもしれませんが…。
グラフィック性能アップや 4K 対応などの新機軸があれば買い換えるつもりでしたが、この差分なら私は今回はスルーかなあ。まあ来年あたりさらなる上位機種がサクッと出てこないとも限らないので（ゼルダ BoW2 やスプラトゥーン 3 が用意されていることですし）、とりあえず横目で見る程度にしておこうと思います。