今年も帰省はできなかったお盆休みの間、スカイウォードソード HD の攻略を進めていました。
天界(スカイロフト)からロフトバードに乗ってそれぞれのワールドに降り立ち、そこにあるダンジョンを攻略していく序盤。基本的なフォーマットはいつものゼルダシリーズそのままで、マンネリながらも安心感があります。
BotW をプレイした後だと各ワールド間が繋がっていないのが寂しいけど、セーブポイントを起点にワープ移動できるのは面倒くささがなくて良い。
ロフトバードでの空の移動も最初は操作が難しかったですが、もう慣れました。
ただ、BotW あたりと比べると 3D 酔いしやすいように感じます。Wii 時代のゲームで必要以上に視点移動を迫られる作りがそうさせるのでしょうが、長時間のプレイは厳しいですね。
フィローネ、オルディン、ラネール。他のゼルダシリーズにも登場した地名が今作でも登場しています。しかしラネールは BotW では水の豊かなゾーラ族の里だったのに、本作では砂漠。時系列的には本作が全ての始まりで、BotW はそのずっと後の時代ということになっているはずで、その間に何が起きたのかが本作、あるいはどれかの作品で触れられているのでしょうか。Wii 版のスカイウォードソードは未プレイにつき本作のストーリーをまだ知らないのですが、各ワールドをシームレスに行き来できないのはシステム上の理由以外の意図が隠されているのでは、と勘繰ってしまいます。
プレイ開始当初はダンジョンの謎解きがノーヒントだとちょっと難しいかな?と感じていたのですが、進めてみるとそうでもないですね。むしろバトルのほうが難易度が高いような気がします。特にソードアクションを Joy-Con を振ることによって行うのが、真横に斬り払ったつもりでも斜めに入力されているようなミスが多い。モンスターによっては防御をかいくぐるような形で斬撃を繰り出さなくては勝てないので、この精度の低さはちょっと厳しい。これはもっと慣れなくてはなりません。
ラネール砂漠では「一定エリアを過去の時代に戻す」というギミックが登場。今後ストーリーの核心に繋がっていきそうな設定ですが、他のシリーズではあまり見たことのないギミックだから解いていて楽しい。グラフィックも過去時代だけは極彩色で美しく、走り回っているだけでワクワクしてきます。たぶん今後はもっと本格的に過去を冒険することになるんだろうなあ。
ボス戦は最初のダンジョンでいきなりラスボス的なキャラが出てきて驚きましたが、それ以降は典型的な「そのダンジョンで手に入れた新アイテムを使ってボスの弱点を突く」というパターン。
前述のとおりアクションの精度が低くて苦労しますが、入手したばかりのアイテムをうまく使いながら戦っていく楽しさはゼルダならでは。回復アイテムも尽きたときにギリギリで勝利できるとすごく達成感があります。しかし必要以上に力んでいるのか、ボス戦の後はいつも腕がこわばって身体は汗だくに(汗
今回の冒険の本来の目的は行方不明になったゼルダを助け出すことなのですが、各ダンジョンでゼルダの居場所を突き止めるたびにゼルダは次の場所に移動してしまう…というすれ違いパターン。最終的に救い出せるのはラスボスかその直前くらいなんだろうと思います。しかしきっとこの旅の果てにリンク・ゼルダ共に後の作品に繋がる宿命に辿り着くのでしょうから、プレイヤーとしてはその行く末を見守るつもりで動かしていきます。
進捗的にはだいたい全体の半分くらいまで来たところでしょうか?「女神の剣」が少しずつ成長して強くなってきました。きっとこれが最終的にはマスターソードになるのでしょう。
BotW とは時系列が異なる同じ世界が舞台ということで、いろんなマップや世界観に共通点が見られるのがプレイしていて嬉しい。それに本作は BotW2 との関連性があると予想されるので、どの設定がどう BotW2 に繋がっていくか考えながらプレイするのも楽しい。ゼルダシリーズはやはり最初にゲームシステムやギミックを理解するまでは難しそうに感じますが、呑み込めるとどんどん先に進めたくなる中毒性の高いゲームです。
連休はもうしばらくないので、続きは週末を中心にプレイしていきます。
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