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TAMIYA 1/24 マツダ ロードスター

先日のマクラーレン・セナに続いてもう一台カーモデルを組み立てました。

タミヤ / 1/24 マツダ ロードスター

1/24 ROADSTER

私は生まれながらのホンダ派ですが、ホンダ以外にも子どもの頃から憧れていたクルマが三つあります。一つはランボルギーニ・カウンタック(スーパーカー世代なら同意してくれる人は少なくないと思う)、それとマツダの RX-7 とロードスター。他の国産自動車メーカーは経済状況に応じてすぐにスポーツカーの生産をやめたり復活させたりするけど、マツダは少なくともロードスターに関してはブレませんよね。もはやロードスターがマツダのブランドアイデンティティと言っても良い。
私はマイカーを持つ予定は当面ありませんが、モデルカーなら好きなクルマを好きなだけ所有できる。このタミヤ 1/24 ロードスターはとっつきやすそうなキット構成も良くて手を出してみました。

1/24 ROADSTER

歴代ロードスターと比べてもメリハリの効いた流線型のボディワーク。日本車というよりイタリア車っぽい雰囲気さえ感じます。この「魂動デザイン」は現行のマツダ車全てに共通して採用されていますが、ロードスターが最も似合っている。やはり低重心なクルマにこそ映えるデザインだと思います。

1/24 ROADSTER

リヤビューまで手抜きがないデザインが素晴らしい。街中で見かけるとつい目で追ってしまいます。高級車ではないけれど、ファミリーカーになり得ない 2 シーターに 260 万〜という値段を払うのは完全に趣味の領域ですよね。でも子どもを乗せる機会がなくなったらファミリーカーの代わりに乗ってみたいと思える絶妙なラインだと思います。

1/24 ROADSTER

今のマツダ車といえば「ソウルレッド」がイメージカラー。マツダ車を買うならこのカラーを選ばないともったいないというくらいに良い色です。私はタミヤカラーの「ピュアーメタリックレッド」でスプレー塗装しました。質感にこだわるならシルバーの下地にクリアレッドを重ね塗りしたほうが実車の雰囲気に近づけられるようですが、クリアレッドはうまくやらないと却ってムラになりそうだったのでここは無難に。代わりに二回塗り+光沢トップコート重ね塗りで奥行き感を出してみました。

写真だと質感を表現しきれていませんが、深みのあるメタリックレッドに仕上がったかなと自画自賛。まだ塗装に慣れていない割にはうまくいったと思っています。

1/24 ROADSTER

このキットの白眉はヘッドランプの構造で、メッキパーツとクリアパーツを貼り合わせていくだけで奥行き感のあるヘッドランプが完成するようになっています。
ボディカウルだけだとそうでもないのに、このヘッドランプの内部パーツが組み込まれるだけで急にクルマに魂が入った感が出てくるのが不思議。

1/24 ROADSTER

以前の BMW Z4 のような意匠を感じさせるリヤエンドも、テールランプの立体感がすごく良い。クリアとレッド(これはクリアパーツにクリアレッド塗装)でパーツが分割されていて塗り分けしやすいのもポイント高い。このキットの中でランプ周りの組み立てが一番楽しかったです。

1/24 ROADSTER

ホイールはガンメタリックで塗装。ほぼイメージ通り、重厚感のある足回りになりました。中心にインレットマークでマツダのエンブレムが入っているのもイイ。
メタリック系塗装って写真に撮ると粒状感が強く出がちですが、実物はもっとスムーズな質感です。

1/24 ROADSTER

オープンカーだからインテリアも丁寧に仕上げる甲斐があります。ハンドルのシルバー部分とドアノブを塗り分け、エアコン吹出口にスミ入れした以外のディテールは全てデカールとメッキパーツのみで表現できています。本当はキットにドライバー役の女性フィギュアも同梱されているのですが、塗り分け必須で失敗すると途端に完成度が下がって見えそうだったので私はフィギュアなしで完成としました。

1/24 ROADSTER

ちなみにランナーの話をするとキャビンのバスタブとコンソール周りのパーツ以外は白ランナーで、シートすら自分で塗装する必要がありました。まあシートはカラバリがあるから自分で塗装するのは良いとしても、シャシーまで真っ白というのは…取説ではシャシーに細かな色分け指定がありましたが、裏返さない限り見えないのでブラック/シルバー/チタンゴールドで適当に塗装。nippper でよく使われる「やりたくない作業は来世で」という考え方に常に救われています。

1/24 ROADSTER

前回作ったマクラーレン・セナとは違ってこのモデルは外観に全振りしたキット。だから底面から見えるプロペラシャフトとその周りのトラス構造以外のメカ部品は大胆に割り切られていて、内部のエンジンは再現されていません。まあセナと違って外装かぶせちゃうと全く見えなくなるんだから、その割り切りは確かに正しい。それよりも好きなクルマがサクサク形になって塗装や仕上げに時間をかけるのが大事と言わんばかりです。キット自体の組み立てはセナよりも随分短時間で済みました。

1/24 ROADSTER

細かい反省点はあれど、前回のセナよりは綺麗に仕上がった実感があります。好きなクルマのミニチュアが目の前にあると、眺めてニヤニヤしているだけで時間が過ぎていってしまいますね…。
カーモデルはバイクモデルよりも設置面積を取るから好きなクルマをどんどん組み立てていくわけにはいきませんが、気が向いたらまた何かのクルマに手を出してみようと思います。

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