[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
今日は部分月食の日でした。それも月の 97.8% が地球の影に隠れるという、ほぼ皆既に近い部分月食。5 月にも皆既月食があったところですがあの日の関東は完全曇りで全く見ることができなかったので、今回は久しぶりの見れそうな月食を楽しみにしていました。当日になって夕方にミーティングが入りかけたのをやや強引に調整して（笑）日没とともにカメラを抱えて外へ。こういうとき、まだリモートワークが続いていて良かったと感じます。
しかし東京は夕方から雲が出始めて、ちょっと怪しい天候に。またしても雲に日食を阻まれるのか…と思ったら、最大食の時間にかけて晴れていくじゃないですか！あいにく大気がガスっぽいというか靄ってる感覚はあったけど、何とか月食をカメラに収めることができました。
以前ならば 500mm×1.6（キヤノンの APS-C）=800mm 相当で撮っていたところ今はフルサイズの 400mm 相当なのでちょっと寄り足りないところはありますが（これでもトリミングあり）。こういうとき、600mm クラスの超望遠が改めて欲しくなりますね。
[ Sony α7 III | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]
そして以前から月食の機会があったらやりたいと思っていたインターバル撮影による比較明合成。途中雲が出たり消えたりしたせいでキレイな相変化には見えていませんが、それなりに形になって自己満足。30 秒間隔で撮影した上で間引きして 2 分半おきの画像を合成しました。思っていたよりも月の公転が速く、上から二番目くらいの月が最大食付近です。
最大食をちょっと過ぎたところでまた雲が出てきてあとは一切見えなくなってしまったので、お天道様が気を利かせてちょっとの間だけ雲をどかせてくれたんだろうなあ…と思いました。
次の月食はちょうど一年後の 11 月、今度は皆既月食らしいですね。今回の経験をもとに、次はもっといい写真が撮れるよう準備しよう。
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