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retrospective

高崎

先日聖地巡礼で高崎へ行った際に、高崎中央銀座周辺を写真散歩してきました。以前行ったときから写真撮ったら面白そうだと思っていたんですよね。
※写真は全て RX100 III にて撮影。

まずは先日も書いた高崎電気館。この錆びて色褪せたネオンが良い味出してるじゃないですか。こういう被写体はむしろオールドレンズで向き合うべきだったかな。
これ、全盛期の夜はどんな感じだったんだろう…。

高崎

高崎電気館の中(休館日だったため外から撮影可能な位置より)。
古びていながらもちゃんと整えられて生活感ある絶妙な感じがイイ。今にも奥の扉から従業員さんが出てきそうな空気感があります。

高崎

電気館からそう遠くない場所にあるもう一つの映画館、オリオン座。

ここは既に閉館して廃墟となっており、外周にも工事用の塀らしきものが立てられていたのですが…どうやら取り壊しではなく一部を改装してカフェとして営業しているようですね。
地方都市の例に漏れず、高崎も中心地から少し離れた幹線道路沿いに全国チェーン系の大型店舗やショッピングモールができ、商圏がそちらに移っているようです。オリオン座の改装はそういう流れから集客を戻そうという動きの一つでしょう。そう簡単ではないと思いますが、他の地方都市のロールモデルになれるかどうか。

高崎

押しの強さに撮らされてしまった看板(笑
「あのアイルトン・セナも試乗・絶賛!」の文字がなんとも言えない。

残念ながら休業日だったのか中の様子は窺えませんでしたが、本当にジャガー XJR15 が展示されているんでしょうか…。

高崎

アーケードに戻ります。

商店街は営業している店もまばらにあるものの、過半数が閉業してしまっているようでした。このレストランも調べてみたところこの二年の間に廃業した模様。他にも COVID-19 の影響、あるいはそれをきっかけに閉めてしまった店も少なくないんでしょうね。
こういう店舗の並びに夜の店がジワジワと侵食しているのが商店街の実情のようです。オリオン座の復活を契機に、健全な活気が戻ってきてくれるといいんですけど。

高崎

商店街の脇道は軒並みスナックと飲食店が混在する路地。『孤独のグルメ Season9』で井之頭五郎が店を探していたのはこのあたりですね。黄色い看板の「来来」は中華屋で、五郎がこの店の前で悩むシーンがありました。こういうごちゃっとした感じは嫌いじゃないのですが、夜はこのあたりも賑わうのでしょうか。

今回はコンパクトカメラでお気軽に撮ってしまいましたが、古い単焦点レンズを何本か持って撮りに来たい街でした。
もう少し駅寄りの慈光通りもこことは違ってオシャレで長閑な雰囲気が良かったし、えんむすびへの再訪がてら改めて写真撮りに来るのも楽しそう。

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