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品川港南口「歓喜の牛」の四角いハンバーグ

ここ 1~2 年でこだわりのハンバーグを出すお店が都内に増えているようですが、今回は品川駅港南口にあるこちらのお店が気になったので、行ってみました。

歓喜の牛

歓喜の牛

旧海岸通り近くの路地裏にあるお店。私はかつて品川で働いていた頃にはこの付近でよくランチしていましたが、このお店は昨年 5 月にオープンしたばかりとのことです。

最近、COVID-19 の流行に伴って酒類よりも白米+こだわりのおかずをメインにした孤食系のお店が増えています。そういう形態のお店を「オンザライス系」と呼ぶようですね。おそらく「挽肉と米」のように白米の上におかずをどどーんと載せた姿が象徴的ということなのでしょう。こだわりのハンバーグ+おかわり自由の白米、という点でこちらのお店もオンザライス系と言われています。

歓喜の牛

店内。カウンターと小テーブルで基本は少人数客を想定していることが分かります。
それほど広くはないけど、感染対策もあってか席間の余裕はあり、ゆったりした印象を受けます。港南口の飲食店は昔から狭い空間に座席を詰め込んだ感じの店舗が多かったので、ちょっと意外。

歓喜の牛

メニューの主力はハンバーグ。基本的にはハンバーグをどういう味付けで食べるかを選びます。
でもカレーも妙においしそうだし、ドリンクに何故かミロがあるのが気になる…。

歓喜の牛

というわけで、最もオーソドックスに「四角いチーズハンバーグ御膳」を注文してみました。
ハンバーグ二個と白飯に加えて生卵、コンソメ系スープ、何故かピンク色のポテサラがセットになっています。

歓喜の牛

カウンター前には食べ方のガイドが掲示。
まあ日本人なら誰もが好きなはずのハンバーグなんだから好きなように食べたらええねんという感じですが、こだわりのハンバーグだけにおいしく食べるコツがあれば参考にしたいところ。

歓喜の牛

四角いチーズハンバーグ御膳はハンバーグ二個で片方にチーズが乗っています。
本当にキューブ状のハンバーグが出てきてビックリ。こんな形のハンバーグ、見たことありません。

歓喜の牛

肉はかなり細挽き、だけどつなぎらしきものはほぼなくて肉の塊感あり。
「タンやハラミ、黒毛和牛など」を混ぜた挽肉らしいから細かく挽いた方がまとめやすいのでしょうね。
個人的には粗挽きの食感が好きですが、たまにはこういうのもいいかな。

ハンバーグ自体に味がしっかりめについていて、特に塩胡椒を振る必要を感じません。
でもチーズの他にワサビもついてくるので、途中で味変しても楽しめます。

歓喜の牛

まあ食べる前にまずオンザライスはやるでしょ(笑。

食べてみると、表面はカリカリしているけど中はしっとりみっちり肉が詰まっていて、ハンバーグではあまり食べたことのない食感。
そして濃い味と肉汁がうんまい。これは確かに白飯が進む。

歓喜の牛

チーズハンバーグのほうはとろけるチーズかと思ったらチーズソースがたっぷりかかっています。
さらにチーズの表面を炙ってあってチーズの香りが強い。これはチーズ好きにはたまらんやつや。

ハンバーグの味とチーズの味が合わさって、濃厚なうまさ。

歓喜の牛

この生卵の使い方が悩みどころ。
アツアツの鉄板の上に落として目玉焼きにしたい気もするけど、溶き卵にハンバーグを浸けてもおいしいはずだし、卵かけご飯だって絶対うまい。

迷った挙げ句、まずはライスをおかわりすることにしました(笑

歓喜の牛

そして生卵を半分使って卵かけご飯にしつつ、残り半分にハンバーグを浸してエッグハンバーグオンザ TKG!
これは贅沢、これはうまい。

いやあ、期待通りおいしかった。
こうやってご飯とおかずをいろんな組み合わせで好きなように食べられる店って楽しい。

歓喜の牛

それにしても何故ここのハンバーグは四角いのかと思ったら、その真相は単なる思いつきであまり意味はないそうです(笑
でもこれを読んでこの店のハンバーグの食感についてようやく理解できました。あの細挽き肉は確かにハンバーグというよりテリーヌの食感。テリーヌ的にハンバーグを作ったらこんな感じになるのかー。

品川勤務でなくなってからこの界隈に来る機会もほとんどなくなっているのですが、品川に来たらまた食べに来ようと思いました。カレーの味も気になるんだよなあ。

ごちそうさまでした。

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