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ウエスト・サイド・ストーリー [UHD Blu-ray]

三ヶ月前に劇場公開されたばかりの作品がもうパッケージ化されました。早い!

ウエスト・サイド・ストーリー [4K UHD Blu-ray]

最近めっきり円盤を買わなくなった私ですが、本作は買わないわけにはいかない。それくらい良いミュージカル映画でした。まあミュージカルの古典をスピルバーグが最新の映像と音響で映像化したんだから当然といえば当然ですね。作品自体への感想は劇場公開時に書いた通りで、不朽の名作を今後数十年にわたって鑑賞するに堪えるリメイクだったと思います。

今回はせっかくなので 1961 年版の Blu-ray と比較しながら観てみました。60 年前の映画版も今見ても色褪せない魅力があり、特にミュージカルシーンは現代版とはまた違った良さがあります。ただ古い作品だけあって音質的に物足りなかったり、シーンによってはいかにもセットで撮影しているのが見えてしまったり、やむを得ないけど残念な部分も確かにある。セット撮影のシーンは映画というよりも舞台の映像化的な趣があってそれはそれで良いんですけどね。
それに対してスピルバーグ版はミュージカルシーンは舞台の演出に忠実ながら、全体を通して映画らしい奥行きのある映像と映画らしいカット割りなど、1961 年版よりも明確にスケールが大きい。そして何より音が良い!名曲揃いだからサントラを聴き込むのも楽しいのですが、やはり映像つきのマルチチャンネル音声だと楽曲の良さも倍増します。ちなみに音声フォーマットは 2K BD が DTS-HD Master Audio 7.1ch、UHD BD がドルビーアトモス。

全編で 2.5 時間と長いためまだ通しで鑑賞はしておらず、ミュージカルシーンをダイジェスト的に再生した程度だけど気づけば一時間があっという間に過ぎていました。やはりそれくらい引き込まれる作品です。改めて週末に全編通しで鑑賞しようと思います。

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