先日自由が丘に行ったときに気になるお店を見かけたので入ってみました。
自由が丘の中心街からは少しだけ離れたところ、人によっては土屋鞄に行く途中と言えば分かるでしょうか、にある和食レストラン。店構えが良く、私の直感がおいしいに違いないと告げていたので試しに入店。
店舗はまだ新しい。窓から光がたくさん入って明るいのが良いですね。
お客さんは九割方オシャレな感じの女性で、私はなんかちょっと場違いな感覚。基本的には自由が丘マダムの集まりに使われる店という感じで、それなりに賑やかです。
一部のメニューを除きランチを注文するとまず出てくるのが 20 種類の旬菜サラダ。
見た目はグリーンサラダっぽいけどレンコンや赤かぶ、ズッキーニといった普通のサラダにはあまり入っていない野菜が、それぞれの食材に合わせた調理法(蒸したり焼いたり揚げたり)で入っていて味と食感の違いが楽しめます。さらにはブルーベリーとか柿などのフルーツも隠し味的に入っているという!サラダの中に時折現れる果実の甘みが嬉しい。もはやこれがメインディッシュと言われても驚かないくらい手の込んだサラダです。
私が注文したのは「桜山豚と季節野菜のざる蒸しランチ」。
暦の上では秋とはいえまだちょっと暑いので、ちょっと涼しげな見た目のものが食べたかった。
こういう小鉢がいっぱいお盆に載ってくるランチってなんか嬉しくないですか。
蒸し豚にも白菜、ネギ、赤かぶ、スプラウトなどの野菜が添えられています。ここではとにかく野菜が主役。
でも、この豚薄切り肉も肉自体に甘みを感じておいしい。
蒸し豚を浸けて食べるタレは二種類、カエシ(そばつゆの素)のタレと梅ポン酢。
カエシダレで豚のうまみを感じても良いし、梅ポンでさっぱり行っても良い。これを交互に食べたら飽きずにいつまでも食べ続けられそうな気がしてきます。
小鉢の揚げ出し豆腐もイイ。揚げたズッキーニが添えられているのがさらにイイ。ズッキーニに出汁が染みるとこんなにおいしいのか、という発見があります。
こちらは別メニュー、桜山豚の網焼き。
桜山豚、重たくないのにうまみ、甘みがあっておいしいじゃないですか。肉自体を楽しみたいならこっちの網焼きが正解でしょう。
デザートには抹茶のババロア出てきました。
最近こういう和スイーツにちょっとハマっているからこれは嬉しい。ちょっとだけあんこが添えられているのも良いじゃないですか。
期待を上回るおいしさでした。それぞれの食材を最もおいしく食べられる調理法にこだわり、丁寧に作られているのが伝わってきました。
調べてみたら大崎にも店舗があるようですね。仕事で近くに行くことも多いし、今度行ってみようと思います。
ごちそうさまでした。
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