寒かったけど天気は良かった週末。久しぶりにカメラを持って出掛けたくなったので、どこに行こうかと考えていたらそういえば先日まで『ぼっち・ざ・ろっく!』を観ていて久しぶりに下北沢に行ってみたかったんだ、というのを思い出して下北へ。
下北って今までは演劇を観に行くか何かを食べに行くか、明確な目的があって行く場所だったから特に用もなく彷徨ってみたのは今回が初めて。年齢的にちょっと場違いかなと思っていたのですが、そういうのを気にせず受け容れてくれる間口の広さがありますね。
※写真は全て α7C+FE 28-60mm にて撮影。
本多劇場のビルにあるヴィレッジヴァンガードの店先でぼざろのポスターを発見。もともとサブカルやバンド、演劇の街のさらにヴィレヴァン店頭だからなんの違和感もなく存在しています。主人公のポスターがビリビリに破れているのはちょっと悲しいけど。
そしてここが聖地中の聖地であるライヴハウス「SHELTER」。劇中では「STARRY」と名付けられている場所です。本当に劇中そのまんまな雰囲気なのが嬉しい。
ここは本当にひっきりなしにいろんな人がやってきては写真を撮って行っていたので、作品の人気の高さが改めて窺えます。
居酒屋「かおみせ」のモデルとなった「こけら」。営業は夜のみということで昼間は準備中でしたが、一度飲みに行ってみたい。本格派の海鮮居酒屋のようなので間違ってもスパニッシュオムレツのオランデーズソース添えとかはなさそうだけど(笑)、だからこそ逆に興味が湧きました。
下北沢って坂が多かったり細い路地が入り組んでいたり、ごちゃごちゃとした独特の雰囲気を持った街です。若者文化の街だけど、渋谷や原宿の雰囲気ともまた全然違う。表現する文化と生活感が絶妙に入り交じった、二十歳前後の若者の「生」が溢れているというか。
駅周辺は再開発が進んでいるようですが、それでもちょっと路地を曲がると古いものが顔を出す。その古いものが死なずに残っている感じがまた良い。
半日ほどブラついただけでしたが、久しぶりの下北沢とても楽しかったです。そういえば最近こういう感じの町歩きをしていませんでした。ここは近いうちにまた行きいくらいなので、おいしそうなお店を調べつつまたカメラを持って訪れようと思っています。
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