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KDDI とソフトバンクがデュアル SIM サービスを提供へ

KDDIとソフトバンクが障害時にデュアルSIMで相互の通信網を利用できるサービス、3月下旬以降 – ケータイ Watch
KDDI髙橋社長、ソフトバンクとのデュアルSIM予備回線は「数百円レベルで」 – ケータイ Watch

モバイル通信業界という意味では今日は Yahoo!/LINE/Z ホールディングスの合併発表のほうが大きくて影が薄くなっていますが、KDDI とソフトバンクが共同でデュアル SIM サービスを提供開始予定出あることが発表されました。

「デュアル SIM」というのは本来は一代の端末に物理/電子問わず二つの SIM をセットして利用できる機器のことであって「デュアル SIM サービス」という呼称には違和感はあります。
少なくとも現時点で明らかになっているのは KDDI とソフトバンクが障害発生時等に相互の回線をバックアップとして提供するサービス、ということのみ。au ショップでバックアップ用のソフトバンク回線を契約できる(あるいはその逆)のか、とか au の SIM カードだけでも緊急時にソフトバンク回線にローミングできる(あるいはその逆)のか、などもよく分かりません。でも昨年 7 月に検討開始して今度の 3 月に提供開始できるというのは技術的な変更が伴っているとは考えにくく、おそらくは「デュアル SIM 対応端末に二社の SIM をセットして、バックアップ回線のほうは低廉な基本料のみでスタンバイさせておける」という形で始まるのでしょう。よりスマートな仕組みはもっと後になって本格的に導入されるのだろうと推測します。

※写真は今回の発表とは関係なく、物理デュアル SIM 対応の Xperia 1 III(SIM フリーモデル)に docomo と UQ の SIM を挿した状態。

三大キャリアはここ数年でいずれも長時間にわたる大規模障害を起こしており、キャリアの規模や信頼性に関わらず障害は避けようがないのが実情と言えます。何事にも 100% の信頼性というのはあり得ないので、重要なインフラほどそれ自体の信頼性以上に冗長性が重要。通信障害によってビジネスや個人の健康にも重大な影響が起こり得る今、通信キャリアとしても他社回線をバックアップとして相互利用するのが現実解です。KDDI によると他キャリアにも申し入れはしているとのことで、近い将来 MNO 同士のバックアップ体制が確立される可能性は高いでしょう。
とはいえ、毎月数百円単位のコスト増とはいっても個人単位でそこまでのバックアップが必要なユーザーは多くないはず。実際には通信障害が業務に影響を及ぼす企業や医療、公共団体などでの利用が中心になると思われます。

個人的にはつい先日 Xperia 5 IV で物理+eSIM のデュアル SIM が可能になったから mineo の eSIM を導入しようかと考えていたところでもあり、とてもタイムリーなニュースでした。まあ私の場合は通信障害の影響はさほどありませんが(まあ実際に数時間ネットに繋がれなかったら精神的に死んでしまいますが)、それよりも MNO+MVNO のデュアル SIM にしてトータルの通信料金を抑えたり、通信状態が悪いときに回線を切り換えて使ったりするのが主目的ではあります。でも万が一のバックアップも考慮するなら、mineo の eSIM はやっぱり docomo 回線じゃなくて au 回線にしておくのが賢明かなあ。とりあえず docomo 版 Xperia 5 IV に UQ SIM を挿してみて、どれくらい普通に使えるかテストしてみますかね。

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