先日の東京ディズニーランドとディズニーシー、実は泊まりがけで行っていました。日帰りで二日行けなくはないけど体力的に辛いし、特に開園に合わせて現地入りするなら周辺で宿泊したいところ。今回は一年前に開業したばかりのトイ・ストーリーホテルが取れました。需要ありそうなのでちょっとしたレポートを。なお食事はパーク内で済ませたので素泊まり、朝食はホテル内の売店で軽食を購入しました。
ディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーションを降りると目の前がトイ・ストーリーホテルです。この楽しげな建物は駅のホームからでも見え、夢の国に来たことを実感させてくれます。
ホテルのエントランスにあるこのスペースは、おそらくトイ・ストーリーのおもちゃ箱に自分自身が小人になって入り込んでしまった…という設定なんでしょうね。入口からして楽しませる気満々なあたりがディズニーらしい。
ちなみに泊まった客室がエントランスを見下ろせる部屋でした。上から見るとこんな感じで、確かにおもちゃ箱というか、おもちゃ箱をひっくり返した子ども部屋の一角感。
宿泊客用の立体駐車場が「RC RACER GARAGE(ラジコンカーのガレージ)」という設定になっているのも面白い。
中に入るとフロントからしてこういう状態なわけです。
あまりにもファンシーすぎて、最初はここがフロントだと気づけなかったほど(笑。
本当にどこもかしこも子ども部屋の一部分という感じ。
トイ・ストーリーの世界観を表現し、宿泊客を全身全霊で楽しませようという意気込みが伝わってきます。私は『トイ・ストーリー』は全編通しで観たことはないのですが、それでも楽しい。
エレベーターホールは二カ所あり、それぞれウッディとバズ・ライトイヤーの世界観になっています。
多くの宿泊客があらゆるところで写真を撮っていました。どこもかしこも見せ場なホテルってそんなにないですよね。
客室フロアもこの通り。カーペットがカラフルすぎてちょっと目が痛いくらいだけど(笑)、いろんなキャラクターの足跡が描かれているのがカワイイ。
ここ小さい子連れファミリーだったら絶対楽しいんじゃないでしょうか。
客室はこんな感じ。トイ・ストーリーに登場するアンディの部屋をイメージした内装とのことで、ホテルの客室というよりは子ども部屋のような雰囲気。
TDR に遊びに来たからには、眠る瞬間までと朝起きた瞬間からこの楽しさに浸りきりたいところです。
ホテルの性格的にファミリー層を想定しているようで、客室は全て三名または四名まで宿泊可能な部屋。
メインのベッドは二台ですが、片方のベッドの下からエキストラベッドを一台引き出せるようになっています。
そしてテレビ下にはさらにもう一台、プルダウン式のエキストラベッドが。
ベッドを引き出したところにウッディやバズのちびキャラが描かれているのが微笑ましい。
洗面所にも抜かりはないし、子ども用の踏み台が常備されているのがさすが。
浴室は狭いながらもトイレとは別で、こちらにも楽しい壁画。
子どもを風呂に入れるのは苦労するものですが、これなら釣りやすいはず。(ウチはその必要もないほど大きくなってますが)
アメニティ類も(パッケージのみながら)全てホテルのオリジナルデザイン。
極めつけはパジャマで、バズ・ライトイヤーをオマージュしたカラーリングになっています。
本当に隅から隅まで徹底したホテルです。
ちなみにチェックアウトは備え付けテレビのメインメニューから行い、退出時にカードキーをエントランスの返却ボックスに入れるだけで待ち時間なくチェックアウト可能。
このあたりの合理性はさすが COVID-19 期間中にオープンしたホテルですね。
かなり賑やかなホテル(うるさいという意味ではなく雰囲気が)なので、個人的には隣接する他社リゾートホテルのほうが落ち着きますが、どんな感じか気になっていたから一度泊まってみることができて良かったです。TDR に遊びに来たテンションのまま眠って翌朝また遊びに出られるのは良いですね。
特に小さいお子さんがいるファミリーなら、お泊まりディズニーの第一候補に挙げるべきホテルだと思います。
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