なんだか無性においしいごはんが食べたい欲求に駆られて、こちらのお店に足を運んできました。
代々木に本店があるお店で、昔々代々木近辺で働いていたときによく食べに行っていました。毎日終電・土日もどちらかは勤務（かつ終電まで）という辛い状況で、ここで食べる昼食が数少ない癒やしの一つでした。ふとそのことを思い出して調べてみたら、代々木の他に表参道と三軒茶屋にも支店を持っているんですね。というわけで、外出したついでに表参道の店舗に寄ってみました。
表参道店は休日のお昼時にもなると行列ができるくらいの人気店のようで、暑い中入店できるまで三十分ほど待つことになりました。この待ち時間の間に代々木か三軒茶屋の方に移動した方が早かったかもしれません（そっちに行列がない保証はないけど）。
こちらのお店はその名の通り白米とそれに合うおかずにこだわっています。最近「○○と米」的なコンセプトの飲食店が乱立していますが、それよりもずっと前からお米とおかずにこだわり続けてきたお店。米は日本各地の銘柄米を週替わりで提供していて、ちゃんとスケジュールまで提示されています。
メニューはこんな感じ。もうね、どれを選んでも優勝間違いなしというおかずがズラリと並べられています。昔来ていた頃はまだ若かったので基本的に安価な「昼おひつ膳」を食べていた記憶がありますが、今の経済力ならどれでも行ける（笑
でも本当にどれもおいしそうで迷ってしまいますね…。
迷いに迷った挙げ句選んだのは「銀だら醤油粕漬おひつ膳」。せっかくのおひつごはんだから丼的なおひつ膳よりもおかず＋白米で食べたかった。あとは銀だら醤油粕漬かきんき西京漬かの二択で、このときの気分は銀だらでした。粕漬っておいしいよね…。
おひつにしっかり一人前用意されたごはん。米の粒立ち、ツヤ感、もっちり感など見た目だけでおいしいことが伝わってくる。これを自分で茶碗によそっていただきます。
試しにごはん単品で食べてみても、もっちりしたお米から口の中にじわ～っと甘みが広がる幸せ。
銀だら。銀だらっていうだけでおいしいのに、粕漬になることでうまみが倍増、たまらん。
これは無限にごはんが食べられるやつや…！
味噌汁は赤だし系で濃いめの味付けなのがまた良し。
おかずとごはんの合間に飲むんじゃなくて、これ自体をおかずにごはんが食べられる。立派な主菜の一つになっています。
三種類の薬味が付属します。基本的には後で使うものですが、一番上のしそもろみ味噌はこれだけごはんに載せて食べてもうまい。むしろこれだけで茶碗一杯分くらい食べられてしまう。
おかずと味噌汁と薬味でおひつが空になってしまったので、たまらずおひつをおかわり（一回まで無料）。
さらに単品で明太子を追加注文。おいしいごはんにはやっぱり明太子でしょう！これまたごはんが進むったらない。
だいたい食べたら、最後はお茶漬けに。わさびとあられはこのためのものでした。
これだけおいしいごはんとおかずを食べて、最後にお茶漬け。これは幸せだ…。
代々木時代以来十八年ぶりくらいに来たけど、やはりこのお店はおいしかった。これがまた食べられることに感謝。
今度は久しぶりに代々木か、三軒茶屋のお店の方にも行ってみようと思います。
ごちそうさまでした。
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