先日のスーパーフォーミュラに引き続き、日曜日のもてぎ 2&4 レースで撮ってきた写真を載せていきます。
※今回の写真も全て α7 IV＋SIGMA 100-400DGDN にて撮影。
当日のメインイベントはスーパーフォーミュラと全日本ロードレースでしたが、サポートレースもいくつか開催されていました。写真はツーリングカーレース（TCR Japan）の様子。オープンホイールとバイクレースに加えてハコ車のレースまで一日で見られるなんて、イベント的にはかなりお腹いっぱいになります。
出走しているのは市販車ベースのツーリングカー。シビック TYPE R、アウディ RS3 といった公道でもかろうじて見かける車種が走っているのが楽しい。ただ 8 台しかエントリーしていないレースだったから観戦対象としては寂しい…。やはりスーパー GT を現地観戦したいと改めて思いました。そのうち機会を作ろうと思います。
そして全日本ロードレース選手権。いくつかのクラスのうち、今回開催されたのは 1000cc 級のバイクが出走する JSB1000 クラス。国内ロードレースの最高峰ですね。
私はこれまで全く観たことがなかったから予備知識ゼロでの観戦でしたが、これはこれで面白い。
車体の姿勢変化が少ない四輪車と違ってバイクはコーナリング時に車体を大きく傾けるし、ライダーの姿勢もどんどん変わっていって動きがダイナミック。写真的にはかなり撮り甲斐があります。
今までけっこう撮ってきたモトクロスも動きが立体的で面白いけど、ロードレースはジャンプがない代わりに車体の傾き方向の動きが大きいところに面白みがある。
ただし 1000cc 級のバイクといっても四輪車と比べると小さいので、被写体としてはシビア。撮り慣れてないこともあり流し撮りの成功率は四輪車よりもずいぶん低かったです。これの歩留まりを上げるにはもっと練習が必要。
国内レースだからホンダ／ヤマハ／カワサキ／スズキの四大メーカーの車両が中心。でも海外メーカー車も BMW や Aprilia が走っていました。やはりメーカーは入り乱れている方が観ている方としては楽しい。スーパーフォーミュラなんてワンメイクシャシーにエンジンはホンダとトヨタだけですからね…。
とはいえ JSB1000 クラスにワークス参戦しているのはヤマハだけ、という淋しい状況。このレースでもヤマハの #1 中須賀選手が優勝。それどころか今季ここまで 7 レースをヤマハが全勝（うち中須賀選手が 6 勝）という圧倒的な状況。そういえば全日本モトクロスもホンダがワークス撤退＆山本鯨選手が引退して以降はヤマハの独壇場だから、いかにチームに予算とリソースを投入するのが重要か分かります。HRC しっかりして…。
個人的にとても目を引かれたのがこのネオンカラーが鮮やかなホンダ CBR1000RR-R。桜井ホンダという都内のホンダ系バイクディーラーによるプライベートチームらしいのですが、MotoGP で活躍する REPSOL ホンダにちょっと似ていてカッコ良い。ロードレースは詳しくないから速さ云々よりもこういうリバリーに反応してしまいます。
アスファルトの照り返しもあって場内の気温は 39℃、路温 50℃ ともいわれる一日でした。日陰はほとんどないし自販機の飲み物も全然冷えてない状況で、一時は軽い脱水症状気味になってしまうほどつらい環境ではありましたが、レース自体は楽しかったです。撮影も来月の F1 日本グランプリに向けて良い予行演習になりました。でも 8 月のレース観戦はもうこりごりだな（汗。
次は何か機会を見つけてスーパー GT の観戦＆撮影に行ってみたいですね。都内からだとアクセスしやすいのはまたもてぎか富士か、でしょうか。来年どこかで行くチャンスがあるかなあ…？
コメント