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芝生のイネ科雑草対策にアージランを散布

三年前のステイホーム期間中に庭の芝生の手入れに目覚めていろいろやっていたのですが、今年はすっかり手を抜いていました。
というのも、私が住むマンションの両隣の世帯も以前はそれなりに庭の手入れをしていたのですが相次いで引っ越し、今は片方が一年以上空室で芝生も放置、反対側は二年前に新しい人が入ってきたけど芝刈りも雑草取りも一度もやった形跡がない、という感じで両隣の芝生が荒れ地状態に。ウチだけがんばっても両隣からの雑草の侵食スピードに勝てないから選択性除草剤だけ撒いてあとは最低限の芝刈りだけ、という夏を過ごしました。今年は暑すぎて庭仕事をする気になれなかったのも大きいのですが。

除草剤はシバゲンMCPP を混合で散布しておけば雑草の繁殖はある程度抑えられるのですが、この二種類を使ってもあまり効かないのがイネ科の雑草。特にメヒシバとエノコログサの繁殖力が強く、しかも小さいうちは芝との見分けがつきにくいから気がついたときには生長してしまっている状況。これはイネ科雑草に特化した薬剤を試すしかないということで買ってみました。

石原バイオサイエンス / グリーンアージラン液剤

「アージラン」という薬剤には畑作用として売られているアージラン(プラスチックボトル入り 500mL)と芝生用として売られているグリーンアージラン(紙パック入り 1L)の二種類あって今回は芝生用だからグリーンアージランを買ったのですが、調べてみたらこの二つは全く同じ成分のようですね。そうと分かっていたらボトル入りで容量少なめのアージランのほうが扱いやすかった…。

アージランを芝生に使う場合には季節によって 200~500 倍に希釈して散布します。我が家の狭い庭だと毎回 10mL 前後しか使わないので、1L あれば 100 回分=年 3 回撒くとして 30 年以上使える計算に(笑)。その前に薬効切れるんじゃないの…やっぱり 500mL のほうで十分でした。

庭の片隅ですくすくと育ってしまったエノコログサ(ネコジャラシ)。見た目はかわいいくせに繁殖力が強くてなかなかの曲者です。抜いても良かったけど今回は薬剤の効果を見るためにあえて生かしておいた(ぉ

これにアージランを散布して約 4 週間後。

うーん、紅葉は進んだけどそんなに効いてない?葉の先端から枯れ始めているようにも見えます。
アージラン自体が遅効性で効果が見えてくるまで 1 ヶ月近くかかる薬剤だし、ある程度生長してしまった雑草には効きが悪いらしいので、こんなもんか。

…と思ったら、隣の庭との境界に生えていたメヒシバ(と思われる雑草)にガッツリ効いていました。やっぱりイネ科雑草にはよく効くようですね。

本来は秋よりも春から夏の暑くなる前くらいまでに散布する除草剤のようなので、本格的に効果が期待できるのは来年かな。
汎用性の高いシバゲン、紅葉雑草に強い MCPP との三種混合でどんな雑草にも効く除草剤として使うのも割と一般的らしい。来年はこの三種混合薬で雑草レスな庭を目指します。

でもその前に、隣の空き家に早く人が入ってほしいし(願わくはちゃんと庭の手入れをする人が)、もう一方のお隣さんには最低限でいいから庭掃除してほしい…。

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