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三浦海岸 桜まつり

[ Sony α7 IV | Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS ]

関東に一週間降り続いた雨に束の間の好天が訪れたので、先週末は三浦海岸まで河津桜を撮りに行ってきました。

本当は前週に行くつもりだったのですが雨予報で諦め(結局晴れたから代わりに大横川へ行った)、改めての三浦海岸。樹によってはもう葉が出ていて最高の見頃は前週だったかなと思いつつも、京急線沿いの桜並木は見事なピンク色。見応えがありました。本来は大横川と三浦海岸の順番を逆にするのがベストだったかもしれませんが。

[ Sony α7 IV | Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS ]

こういう被写体でこそ映えるでしょう、と思って今回は 100mm STF レンズを試してみました。過去に A マウントの 135mm STF は何度か使ったことがありましたが、E マウントの STF は初。135mm よりも焦点距離的に使いやすいのに加えて、A マウント時代にはなかった AF、OSS(光学式手ブレ補正)、簡易マクロ機能までついてて超扱いやすい。接写でもしない限りマクロじゃなくてこっちの方がいいのでは、という感覚。

[ Sony α7 IV | Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS ]

三浦はかなり混んでいたし中国語圏の観光客も多かったけど都心の桜と違って風景がほどよく田舎なのがいいですね。桜まつりのメイン会場である小松ヶ池公園は周辺を畑に囲まれた場所なのも長閑でいい。ここしばらく忙しかったので、良いリフレッシュになりました。

[ Sony α7 IV | Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

一般的に色が濃いと言われる河津桜。でもよく見てみると花弁は確かにソメイヨシノよりは色づいているけど、寒緋桜よりは全然白い。色が濃いのは主に蘂の部分であることが分かります。紅色の蘂からグラデーションするように明るくなっていく花弁と青空の対比が美しい。

[ Sony α7 IV | Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

ここに来たらぜひ撮りたかったのがこの写真。線路沿いに咲く河津桜と京急線電車とのツーショット。

本当は三浦海岸でよく撮られる写真のスポット(線路を跨ぐ立体交差)にも行ってみたのですが、マナーの悪い撮影者が多く交通の妨げになっているという理由でフェンスの上からネットが張られており撮影不可に。よく撮られるポイントは車道だったから無理も内は無しですが、それでも何人もの撮り鉄がフェンスに群がってネットの隙間から写真を撮ろうとしていました。
私は歩道のある(ネットの張られていない)反対側から撮影。金網ヌキの撮影だったので河津桜のボケが少しうるさくなってしまいましたが、だいたいイメージしていたとおりの写真が撮れて満足です。

[ Sony α7 IV | Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS ]

周辺は河津桜だけでなく菜の花も美しかったです。でも菜の花のピークはもうちょっとだけ後な感じ。ピンク色を背景にした菜の花、キレイですけどね。

それにしても STF レンズ、一般的なレンズにあるようなボケの癖がなくてとにかくとろけるようにボケていくのが逆に気持ち悪い(誉め言葉)。
STF といえば数年前にフジ(APD)やキヤノン(DS)からも同様の光学系を採用したレンズが相次いでリリースされましたが、最近出てこなくなりましたね。一過性のブーム的なものだったのでしょうか。

[ Sony α7 IV | Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS ]

三浦海岸に桜を撮りに来たのは初めてでしたが、のんびりと楽しかったです。
来年はタイミングと天候が合えば久しぶりに本場河津まで行きたいなー。

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