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AEROPAD が気になる

PC Watch にレビュー記事が掲載されていたこの Windows タブレットが気になっています。

【Hothotレビュー】そう、このスペックで欲しかった。Intel N100搭載の低価格14型タブレット「AEROPAD」 – PC Watch

Intel N100 を搭載した 14inch Windows タブレット。中国の ZENAERO というメーカーが作っている AEROPAD と呼ばれる製品です。以前は同名で Core Y プロセッサーを搭載した製品だったのが、現行品は Intel N100 を採用しているようですね。

N100 というのは Intel が主に NUC(Next Unit of Computing)プラットフォームのために開発したプロセッサーで、第 12 世代 Intel Core の高効率コアだけを 4 つ搭載した SoC です。通常の Core i プロセッサー(第 12 世代以降)は高性能コア+高効率コアの組み合わせで電力性能比を高めていますが、そのうち高効率コアだけで作った N100 は「性能はそこそこあって効率が良い」 SoC。私は残念ながら第 11 世代までしか使ったことがないから聞きかじりですが、Core i プロセッサーを搭載した PC も Web ブラウジング程度であれば高効率コアしか使わないというし、上記 PC Watch の記事によると Skylake(第 7 世代)の Y プロセッサーよりも高性能ならば十分日常使いになりそう。

個人的にはタブレットはもう iPad 一本で大きな不満もないのですが、それでもたまに Windows が使いたくなるんですよね。自宅内なら spacedesk を使ってメイン PC をリモート操作できるけど外出先ではそうもいかず。だから Windows タブレットとして安価でそこそこの性能が期待できる AEROPAD は良さそう…だけど、ディスプレイが 14inch というのは大きすぎる。それなら普通にノート PC 使ったほうが良いので、10inch 以下くらいのサイズ感がいい。まあそうするとやっぱり Surface Go がちょうど良い、ってことになってきます。

ただ、昨年末くらいから N100 を使ったノート PC というのはいくつかのメーカーから出てきていて、去年 NUC が流行っていたように今年は N100 搭載ノート PC が流行りそうな気配は感じます。全体的に PC の価格が上がっている中、ネットブックブームが再来してもおかしくない。

実際 Amazon で N100 搭載のモバイル PC を探すとまさに UMPC カテゴリーの商品がヒットしたりします。

8inch のフリップ型 2in1 タイプの UMPC。商品性的には私の好みにどストライク…なのですが、初代 GPD Pocket をクラウドファンディングで買ってこの手の中華系 UMPC にガッカリした経験があるからちょっと手を出しにくい。そもそも Amazon に掲載されている商品画像に嘘がある(ディスプレイが超狭額縁に見えるけど、カスタマーレビューに掲載されている写真には普通に額縁がある)時点で信用できません。単なる作り手の願望を商品画像として採用するな。

多分この流れはもう少し大手メーカーにも波及すると予想しているので、せめて台湾系か、中華系でも Lenovo あたりから出てきてからが本番ですかね。二十年前ならこの手の新しいプロセッサーが出てきたときに変わったフォームファクターを最初に提案してくるのは VAIO だったと思いますが、今のあの会社にはそういうのは期待できないからなあ。

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