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マンションの室内 LAN をギガビット化

以前にも書いたとおり、我が家には全室に Ethernet 端子がついています。

LSW3-TX-8NP

配線は玄関のシューズボックスの上に集約されていて、そこからブロードバンドサービス「e-mansion」のルータに接続されています。

シューズボックスの中に格納されていた HUB はバッファローの「LSW3-TX-8NP」。100BASE-TX の 8 ポート HUB です。が、イマドキ 100BASE-TX というのはどうも。まあ 100Mbps もあれば HD 映像も通せるし、一般的な用途でそれほど困ることはないと思いますが、我が家には NAS だったり nasne だったり、広帯域や大容量のデータ通信をする機器が揃っているので、快適に使いたければ 1000BASE-T には対応させておきたい。幸い、宅内の配線にはカテゴリ 5e のケーブルが使われていたので、HUB さえ入れ替えてやれば 1000BASE-T な家庭内 LAN が構築できることになります。

ということで、1000BASE-T 対応のスイッチング HUB を買ってきました。

バッファロー / LSW4-GT-8NS/WH (ホワイト)

LSW4-GT-8NS/WH

もともと入っていたものと同じくバッファロー製。まあ民生用のネットワーク機器として入手性と信頼性を兼ね備えているのはバッファローでしょう。それほどこだわりはなかったんですが、電源内蔵の 8 ポート HUB としては妥当な線かと。金属筐体なので、放熱性もそこそこ期待できます。


LSW4-GT-8NS/WH

ちなみにこのルータ、ループ検知機能がついていたり全ポート AUTO-MDIX(ストレート/クロスケーブル自動判別機能)対応だったりして、意外と高機能。まあ多少知識があればそれほど必要ない機能でもありますが。

LSW4-GT-8NS/WH

付属のマグネットを使って、ネットワークボックスの壁面に貼り付け。HUB を入れ替えただけで、特に設定をいじることもなくそのままギガビット対応になりました。

実際どの程度速くなったか?を、書斎の自作機とリビングのノート PC の間で測ってみました。計測には iperf を使用。

ネットワークBandwidth
LSW3-TX-8NP90.1Mbps
LSW4-GT-8NS628.0Mbps

おお、もともとの 100BASE-TX のネットワークでもかなり理論値近くまでのスピードが出ていたのは分かりましたが、やっぱり 1000BASE-T は文字通り桁違いの速さですね。理論値 1,000Mbps に対して 600Mbps 超えはまずまずの数字じゃないでしょうか。これなら別の部屋からネットワーク越しに NAS にアクセスしても十分な性能が出そうです。

ついでにリビングのテレビ周りの機器用に色違いの HUB をもうひとつ買いました。

バッファロー / LSW4-GT-8NS/BK (ブラック)

LSW4-GT-8NS/BK

テレビ周りは黒っぽい機器が多いので、ブラックで。以前のマンションでは配線は自分で引き回さなくてはならなかったので、ルータから遠いテレビ周りは泣く泣くバッファローの WLI-TX4-AG300N を使って Wi-Fi で繋いでいましたが、今は壁のアンテナ端子の隣に Ethernet 端子がついているので、有線で繋げるものは有線で。今のところテレビ、レコーダ、PS3、nasne を繋いでいますが(あとアップリンクポートとして 1 つ占有)、3 ポート空いているので今後機器が増えてきても大丈夫です。

そしてこうなってくると次のボトルネックは Wi-Fi。今使っているのは 4 年前の .11n ルータ(300Mbps)なので、そろそろ .11ae(600Mbps)のものに置き換えても良い頃なんですが、まだ .11ac 規格の正式版が発行されていないことと、機器側の対応がまだまだ進んでいないことなんですよね…。

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