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SEIKO ASTRON SBXC063

ねんがんの アストロンを てにいれたぞ!

セイコー / ASTRON グローバルライン スポーツ 5X チタン SBXC063

以前からずっと欲しいと思っていた GPS ソーラーウォッチ、セイコー ASTRON を購入しました。
何かと絡むことの多いサイカ先生クマデジタルさんが ASTRON ユーザーになって以来気になっていたのですが別におそろいにしたかったわけではなく(笑)、海外出張に行ったときの時刻合わせの手間を減らしたかったのと、デュアルタイム機能つきの腕時計が欲しかったのです。まあ海外での時刻合わせの手軽さでいったらスマホの時刻を同期できる Bluetooth 対応 G-SHOCK のほうが早かったりはするんですけどね。

ASTRON はメインのデザインラインを既に NEXTER と呼ばれる新世代に移行しており、この「グローバルライン」シリーズは旧型。でも私はソリッドな NEXTER よりも初代クォーツアストロンの意匠をオマージュしたグローバルラインの流麗なデザインが好きだったのであえての旧モデルです。実は一年ほど前に同シリーズのステンレスモデルが処分価格になっていたからそのうちチタンモデルも値下がりするかな?と思って見守っていたら価格をキープしたまま終売しそうだったので、このタイミングで確保しました。
ちなみに ASTRON はつい先日新キャリバー 5X83 を発表したところですが、これは一つのキャリバーでデュアルタイムとクロノグラフの機能を両立するというもので特に薄型化されたりはしなかった模様。私はクロノグラフは別の腕時計があるし、ASTRON には主に仕事用の実用時計としてデュアルタイムがあれば十分だったので新型は迷わずスルーしました。

メカニカルウォッチ的な緻密さを感じさせるデザインでありながら、GPS による自動時刻合わせ、かつソーラー充電式の腕時計ということで完全電子制御。上下のボタンによって操作モードを切り替えてりゅうずを回して操作します。電子制御だからりゅうずの回転に時計の針がリニアに反応するのではなく、りゅうずの回転量に応じて針が自動的に動く(少しだけ回すと一目盛りだけ動き、大きく回すと止めるまで針が回り続ける、とか)のが不思議な感覚。また「りゅうずを何段引いてボタンを何秒押したらこのモード」という操作手順はとても憶えきれませんが、通常は海外移動時の GPS 強制受信とデュアルタイムのメイン/サブの入れ換えくらいしか操作しないはずなので、それだけ憶えてれば大丈夫か。

初期の ASTRON は個人的にはちょっと彫りが深すぎると思っていたけど、現在のモデルはキャリバーの薄型化が進んだこともあってかバランスの良い立体感。

ASTRON は文字盤がソーラーパネルを兼ねているため文字盤の質感があまり高くないのが欠点だと思いますが、この SBXC063 のシルバーの盤面は奥行き感が表現できていて悪くないと思います。ちなみに最新の 5X83 キャリバーではソーラーパネルの面積が小型化されたことで文字盤のデザイン自由度が向上しているようですね。

多機能な三ツ目の腕時計で重そうな見た目の印象とは異なり、実際にはチタン製でとても軽い。これならずっと着けていても苦になりません。同様のデザインでステンレス製のモデルもありましたが、この軽さとチタンの落ち着いた質感には価格差以上の価値を感じます。

デザインと装着感が良いから今後仕事や出張に行くときはこの時計がメインになりそう。スーツにもビジネスカジュアルにも品良く収まる汎用性の高さが気に入りました。基本的には機械式時計が好きだけど、メカトロニクスの塊を身につけている感覚も新鮮で良いものです。
海外出張はそれほど頻繁にあるわけではないけど今年も一回はありそうだし、GPS 機能も活躍させてやれそうです。

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