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春水堂のモーニング魯肉飯

横浜駅東口の地下街を歩いているときに気になるお店を見かけました。

春水堂 横浜ポルタ店

台湾系のカフェ「春水堂」。他にもどこかで見かけた…と思ったら、銀座プレイス(日産やソニーのショールームが入っているビル)の地下にもあるお店でした。何やら台湾にある本店はタピオカミルクティー発祥の店として知られているらしいですね。

今回私が引っかかったのはそこではなく、店頭のポスターに出ていたモーニングセット。喫茶店のモーニング自体は関東でも今や珍しいものではありませんが、台湾の朝食が食べられるという点に強烈に惹かれました。

台湾メシの定番、魯肉飯に鹹豆漿、さらに豆花まで!長らく台湾に行く機会がなくて久しぶりに行きたいと思っていた私には福音です。しかもフード二種類が選べるモーニングセットとは贅沢な。

ちなみにランチメニューには担々麺、鶏湯麺、牛肉麺、鶏肉飯とこちらもおいしいものだらけ。今度改めて昼に来てみるしかないか。これからの季節はマンゴーかき氷もあるらしいし、ティータイムにも来てみたいところ。

ということで私の台湾朝食セットは魯肉飯と鹹豆漿。最後まで豆花とも迷ったけど今回はこれで行ってみることにしました。
久々に本格的な台湾メシを眼前にした喜びと、本当に朝からこんなのいただいちゃって良いの?という若干の戸惑いとがせめぎ合っています。

一口に魯肉飯といっても台湾の地方やお店によって様々ありますが、春水堂の魯肉飯はサイコロ状の角煮的な豚肉がゴロゴロ乗っかったタイプ。
朝食だからか肉のボリュームは控えめながら、台湾らしくしっかり香る八角が食欲を誘います。そうそうそうそう、これが食べたかった。

こちらは鹹豆漿(シェントウジャン)。日本ではまだあまり馴染みのない料理だと思いますが、温かい豆乳を酢でゆるく固めて醤油やラー油等で味を調えたスープです。
以前台湾に行ったときには屋台で朝食として食べたことがあります。現地だと揚げパンを浸して食べるのがポピュラーでしたが、このお店では揚げパンまでは用意してない模様。

食感はほぼおぼろ豆腐。でも味付けはほんのり酸っぱ塩っぱい、優しい味。日本の料理にはない味で、言葉で表現するのがなかなか難しい。
魯肉飯は日本でも探せばそれなりに食べられるお店はあるけれど、鹹豆漿を出してくれる店は滅多にないからこっちの方が台湾を強く感じられる気がします。

ドリンクは香醇紅茶のアイスを頼んでみました。が…これ甘味入りか!そういえば台湾のお茶って基本的には甘味が入ってるのを忘れてた。その名の通りふくよかな香りのする良い紅茶なんだけど、私は甘い飲み物苦手なんですよね…面白みはなくても鉄観音(烏龍茶)にしておくべきだったか。

ともあれ、朝からこんな台湾モーニングを食べられるとはいいお店を知りました。首都圏の他店舗は銀座、六本木、表参道、代官山…と敷居が高めの場所だけど横浜地下街なら入りやすいし、またランチやティータイムに台湾を感じに来てみようと思います。

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