この夏はなんかずっとジークアクスのガンプラばかり作っていたので、ひとつ気分転換にと思いマクロス Δ の新作プラモを製作しました。
HG 1/100 VF-31J ジークフリード (ハヤテ・インメルマン機)
先日発売された VF-31J、ジークフリードです。HG シリーズでのキット化が進んでいるマクロスのプラモの中でも YF-29 の次に作りたかったキット。
VF-31 ならカラーリング的には VF-31F(メッサー機)か VF-31J 改(テレビシリーズの最終盤に登場した黒が足されたバージョン)の方が好きなのですが、31J 改は発売されるか分からないし 31F の発売まで待つよりも早く組み立てたかったので。
このキットは主翼を中心に色分けをインサート成型で実現しています。昔組んだ 1/72 ではデカールだった色分けがパーツ時点である程度できているのはありがたい。
とはいえインサート成型だけで全ての色分けに対応できるわけではなく、あとはシール対応となっています。
ただ、このシール(写真左)は YF-29 のときの経験からいってシールそのものの弾性によって曲面に貼ったものが経年劣化(数ヶ月単位)で剥がれてきてしまうので、私は別売の水転写デカール(写真右)を購入して曲面は水転写デカールを使用しました。ただし細長いデカールも多いから水転写式で失敗せずに貼るのが大変難しい。あと、超別売デカールには細かいコーションマークがたくさん含まれていて、全部貼るのはちょっとした修行でした。
まずはバトロイド形態から。
HG の可変機モデルは差し替え式変形なので、それぞれの形態がカッチリ決まるのが気持ちいい。1/72 の完全変形モデルは立たせておくだけでも一苦労でしたからね…。
ちなみにこのキットはそれぞれの形態での見栄えを優先して寸法の整合性はある程度無視しているようで、差し替えパーツを比べてみると各部位の長さが微妙に違っていたりします。でもそれでいいと思う。
ガウォーク形態。ジークフリードは劇中ではバトロイドよりもファイターかガウォークの印象が強い。
ガウォークいいよねガウォーク。
ただ VF-31 はその機体構造の都合上ガウォークにすると機体後部のスカスカ感が強い。横から見るとちょっとだけ間抜けです。
ファイター形態。前進翼タイプの VF の中ではジークフリードのデザインが一番美しいと思います。
1/100 というスケールも手に持った感じがちょうど良くて、童心に戻ってごっこ遊びしたくなる感覚がある。
ジークフリードはこの背面のラインがいいですよね。戦闘のためではなくワルキューレとのコラボレーションを主眼に置いたデモンストレーション用の機体(必要に応じて防衛戦もできる)というコンセプトに見合っていると思います。その分、戦力としてはカイロスプラスやデュランダルには見劣りするようですが。
戦闘機として見るとコクピットの位置が前すぎて、乗ってて回頭性悪く感じないかな?というのがちょっと気になるところ。だからこそ美しく見える部分はあるとは思いますが。
カッコ良さのあまりファイター形態でばかり写真を撮ってしまう。
劇場版を観て以来ジークフリードよりもカイロスプラスの方が実戦的でカッコ良いと思っていたのですが、こうし見るとジクフリの美しさに惚れ惚れします。
HG ジークフリードが発売されるや否や、次のキットとして HG VF-25(メサイア)が来年発売されることが告知されました。これも HG で組んでみたかった機体のひとつ。そちらの発売も今から楽しみです。














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