PC用メモリー/ストレージ高騰の折、VAIO ZのSSD換装に続いて自作機の内蔵SSDを買い足しました。
SanDisk / Extreme M.2 NVMe SSD 2TB SDSSDX3N-2T00-G26
そろそろシステムドライブだけでなく作業用のデータストレージもSSDにしたいと思っていました。このタイミングを逃すと値上げでしばらくSSDを買えなくなりそう。そこに先日SanDisk直販のセールでExtreme SSDの2TB品が17,000円切りで出ていたのを見かけ、これを逃す手はないと発注。SanDisk直販、タイミングによっては他販路よりもかなりお買い得なことがあるから要チェックです。
現在は旧Western DigitalのSSD事業は全てSanDiskに移管されていますが、これは少し前にWDとSanDiskでそれぞれSSDを販売していた頃にリリースされたモデルです。
Extreme SSDはSanDiskブランドではありながら実際には同じく自作機のメインストレージとして使っているSN770のほぼ同等品の模様。公称スペックとしてリード5150MB/sを謳っています。基板を見るとラベルが異なる程度でレイアウト等はSN770とほぼ同じに見えます。
基板の裏面にはWestern Digitalのシルク印刷あり。WD製のSSDをSanDiskブランドで発売していた名残ですね。今後は名実ともにSandiskブランドに統一されていくはずです。
で、このSSDを取り付けるために拡張カードを追加しました。
マザーボードのM.2スロットにはSN770が挿さっているので追加のSSDを挿すのに使うPCI Express→M.2の変換ボードです。
実はこのカードを買った後にマザーボード(ASRock B550m WiFi)にM.2スロットがもう一本空いていることに気がついたのですが、このセカンダリーM.2スロットはPCIe Gen3x2(16Gbps≒2GB/s)にしか対応しておらずExtreme SSDの性能を出し切れない。一方でマザーボードのPCIeスロットはGen3x4(32Gbps≒4GB/s)対応だからこの変換ボードを使った方が高速なわけで、買ったのは間違いじゃなかった。いずれにしてもExtreme SSDの公称スペック(約5GB/s)は引き出しきれませんが。
アルミ製のヒートシンクとロープロファイル用のブラケットが付属。ヒートシンクが付いてくることを知らずに別途買ってしまったんですがいずれ役に立つときも来るでしょう。
ヒートシンクは熱伝導シートを介してNANDチップやコントローラーに貼り付けつつ、ゴムバンドを巻いて固定する方式。
変換ボードはコンデンサーがついている以外はほぼNVMeの信号線をPCIe端子に繋いでいるだけ、というシンプルな構造。
SSDをセットしたらマザーボード側のPCIeスロットにセットしたらWindowsからあっさり認識されました。
アクセススピードは3GB/s程度。PCIe Gen3x4という規格上のボトルネックがありつつチップセットを経由しているオーバーヘッドも(おそらく多少は)発生しているものと思われます。同等スペックのSN770がCPU直結のM.2スロット(Gen4x4)で5GB/sを叩き出していることを考えると物足りませんが、250MB/s程度しか出ないSATA HDDからの乗り換えなら雲泥の差。めちゃくちゃ快適になりました。
これでしばらくはSSDが値上がりしても大丈夫かな。









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