先日、久しぶりに六義園に行ってきました。
桜の季節の六義園には行ったことがあったけど秋は初めて。日本の秋らしい色に染まった六義園は春先とはまた全然違った趣がありました。
※写真は全てα7 IV+24-70GM IIにて撮影。
帰真園、目白庭園ときてまたしても日本庭園です。でも前の二カ所が現代のものなのに対して、六義園はもう三百年以上前、江戸時代に築かれた庭園。歴史も広さも段違いなわけです。都心にありながらも内部は外界とはやや隔絶された特別な空間という感覚。
由緒ある庭園だけあって樹木の高さも枝振りも立派。紅葉も何層にも重なって見え、見応えも写真映えもすごい。
自宅からだとちょっと遠いけど、これだけでわざわざ見に来た甲斐があったと思えます。
実に見事な濃くて深い朱。石川さゆり『天城越え』の歌詞の中に天城山の紅葉を「くらくら燃える」と表したくだりがありますが、きっとこれくらいの強火だったんだろうなあ…と想像させるものがある。
ここしばらくEOS M2とちょっと古めのレンズでばかり撮影していたので、今回は久しぶりにα7 IV+24-70GM IIを持ち出しました。癖のある機材で工夫しながら撮るのも楽しいけど、この特にGM IIの細かく気を配らなくても仕上げてくれる安心感が強い。ちょうど二日前にマップタイムズでGM II大三元をして「レンズ沼の終着点」と表している記事がありましたが、まさにこれがあればもう他のレンズは要らないかも、とさえ感じます。
なんだか日本庭園のマイブームが来ちゃったかもなあ。
紅葉のピークはそろそろ過ぎつつあるけど、もう少しあちこち巡ってみたい気がしています。








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