ブリアトーレとシモンズがルノーを離脱 (GPUpdate.net)
でもって、え~~~~~~~~~~っ!???
イタリア GP の少し前くらいからルノーを更迭されたピケ親子が騒いでいて、去年のシンガポール GP でアロンソを勝たせるためにチームが故意にピケ Jr. にクラッシュを起こさせたという疑惑が持ち上がり、いかに生き馬の目を抜く F1 界でもそれはないだろ・・・と思っていたんですが、実際にモータースポーツ評議会が動き、ルノーチームがこういう対応を取るということは、そういうことで良いんですかね!?いや、確かにあのときの状況はあまりにもアロンソ有利に働きすぎていて、ちょっとできすぎだろとは思ってましたが、でも案外と意外な人が勝つときというのはそういうものだったりもするわけで。
ただ、仮にあのクラッシュが「チームオーダー」だったとしても、去年のあのマシンでアロンソが(有利な状況を作り出していたとはいえ)あの状況から優勝できる保証はなかったはずだし、続く富士でも連勝を飾ったのは紛うことないアロンソとチームの実力のはず。リザルト確定から一年が経とうという状況で、あの当時のアロンソとルノーのハードプッシュを否定して良いはずがないと思うんですが。
さておき、チームの中心人物だったブリアトーレとシモンズが離脱して、本当に今後このチームが成立していくのか本当に心配になります。ルノーチームとしてはこの二人を供出することで FIA の「手打ち」を期待しているのかもしれませんし、親会社ルノーの体面を保つために切られたという見方もできます。でももしかしたらこのままチームを空中分解させて撤退に追い込みたいルノー側の思惑?とか、FIA 対 FOTA の対立構造が関係している?とか、関連するファクターが多すぎて何が引き金になったのか正直よく分かりません(;´Д`)ヾ。
政治屋フラビオと技術屋・戦術屋のシモンズ、この二人の離脱はアロンソ離脱以上にチームにとっての痛手となるはずです。もしかしたら二人とも来シーズンは新規参戦チームの首脳としてちゃっかり復帰している可能性もあると思いますが、少なくともルノーチームにとっては脳と心臓を同時に抜かれたようなもの。このチームの行く先が非常に心配です。
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