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NEX+クローズアップレンズ

最近 NEX ユーザーの間で妙に流行っている、クローズアップレンズを私も買ってみました。

ケンコー / AC クローズアップレンズ No.4 49mm

Kenko Close-up Lens No.4

というか、買おう買おうと思ってなかなか時間が取れずにいる間に、周りがどんどん買っているという(笑。

NEX は私の中ではもうほぼコンデジの代替というくらい日常的に使い込んでいるんですが、このカメラの弱点は望遠レンズがないこと(間もなく 18-200mm が発売になりますが)とマクロに弱いこと。特に後者はコンデジの代替としてはけっこう厳しく、blog 用のブツ撮りなんかにめっぽう弱いのが苦しいところでした。A マウントのマクロレンズを買っても良いんですが、それならクローズアップレンズのほうが携行性も良いし、本気撮りでなければ十分じゃない?ということで。

たくさん種類のあるクローズアップレンズのうち、それなりのクローズアップ効果が望めそう(だけど極端ではなさそう)な No.4 を選びました。
一口にクローズアップレンズといっても、1 枚レンズで薄いけど画質的には不利な MC タイプと複数枚(多くは 1 群 2 枚)のレンズを組み合わせて厚みは出るけど収差の少ない AC タイプがあり、私は AC タイプを選択。

Kenko AC Close-up Lens No.4

付属品は簡易的なポーチのみ。一応、持ち歩き時のホコリ除けくらいにはなりますが、耐衝撃性とかは皆無。もっとちゃんとしたハードケースを用意してやりたくなります。

Kenko AC Close-up Lens No.4

2 枚のレンズを収めているだけあって、フィルタの厚みは 12mm ほど(+スクリューの高さ)。私が NEX 用レンズで使っているケンコーの薄枠プロテクタ PRO1D と比べると、さすがに分厚い。


Kenko AC Close-up Lens No.4

NEX の標準レンズである 18-55mm に装着してみました。クローズアップレンズをつけると遠景にピントが合わなくなるので常用は無理ですが、カメラバッグやキャリングポーチの片隅に入れておいて、いざとなったら出すくらいなら全然アリ。

Kenko AC Close-up Lens No.4

16mm パンケーキレンズにつけてみたところ。特にケラレることはないので使えますが、見た目的にはこれはナシかな(笑。24mm 相当の広角になるので普段のブツ撮りに使うことはないでしょうが、中央に被写体を大きめに入れて広角のパース感を活かした写真を撮りたいときに使うと、面白い画が撮れそうです。

このクローズアップレンズを使ったときにどのくらい寄れるか試してみました。18-55mm のテレ端を使ってフィギュアを最短撮影距離で撮り比べ。

Kenko AC Close-up Lens No.4

まずはクローズアップレンズなし。やっぱりあと 2 歩くらい寄りたい感じです。画素数があるので blog 用のブツ撮り程度であればここからトリミングしても十分な画質ですが、撮影時にピントの合い具合が分かりにくいのがデメリット。

これがクローズアップレンズ No.4 ならば、

Kenko AC Close-up Lens No.4

ここまで寄ることができます。マクロレンズ並みとまではいきませんが、日常的なブツ撮りならばこれでほぼ十分。レンズが 2 枚増えていることによる画質劣化もほとんど気になりません。何もつけないときよりもボケ量が大きくなるので、室内での子ども撮りなんかにも良さそうです。安価なレンズでダカフェ風。
場合によってはもっと寄りたいこともありますが、その場合はレイノックスのスーパーマクロコンバージョンレンズも持っているので、当面はそれでしのぐつもり。

それでもマクロレンズで撮りたいシチュエーションはけっこうあるもので、ソニーには一日も早い純正の E マウント用マクロレンズの発売、もしくは A マウントアダプタ経由での AF 対応を進めてほしいところ。あるいはシグマあたりに得意の簡易マクロ機能付き標準ズームを発売してほしいところですね。でもそれまではこのクローズアップレンズのお世話になろうと思います。

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