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久米繊維謹製 “楽” T シャツ

夏に買った孤独のグルメの松重豊さんコラボ T シャツの着心地がとても良くて、純粋に T シャツとして気に入ってしまいました。これはもう普段使いとしてこの T シャツを買うしかない、ということでメーカーのファクトリーショップまで買いに行ってきました。

ファクトリーショップ | 久米繊維工業株式会社

久米繊維工業

作っているのは「久米繊維工業」という国産 T シャツの老舗。松重さんが以前から個人的に愛用していて、別注品が「マッチゲ T シャツ」として商品化されたりこどグルコラボ T シャツが発売されたりしているようです。

ファクトリーショップは錦糸町駅から徒歩 5 分ほどのところにありました。こんな街中に T シャツ工場???と思ったけど、よく考えたら「錦糸」町だもんなあ…と一人で納得してしまった。(調べてみたら諸説あるそうです)

久米繊維工業

店内は大量かつ色とりどりの T シャツとトレーナーがズラリ。一口に T シャツといっても素材、シルエット、首回りの処理、生地の厚み、半袖か長袖か…などさまざまな種類があります。最もオーソドックスな「01 T シャツ」はカラーバリエーションがなんと 60 種類もあり、目移りしてしまうけど見ているだけで楽しくなってきます。

店員さんは基本的にこちらからアプローチしない限り話しかけてくることはなく、自分のペースでじっくり商品を選ぶことができます。個人的にはこういうスタイルのお店が好き。

久米繊維工業

何を買うかはあらかじめ決めてきたつもりだったんですが、それでもいろいろと見るのが楽しくて 30 分くらい居座ってしまいました。
ちなみにファクトリーショップは原則として平日午後にしか営業していないとのことで、休みを取らないと買いに行けないことがちょっとネックではあります。

というわけで、買ってきたのがこちら。

久米繊維工業 / 久米繊維謹製”楽” T シャツ 長袖

「楽」T シャツ

孤独のグルメコラボ T シャツと同型と思われる「”楽” T シャツ」のロングスリーブモデルです。毎日出勤していた頃は日々襟付きのシャツを着ていましたが、在宅勤務が日常になったならリラックスできる服装で働きたい。幸いカメラ越しの格好にとやかく言われる職場でもないので(出勤時代からそうでしたが)。
夏に着る T シャツはたくさん持っているので、今回はこれからの季節に着るための長袖 T シャツが欲しかったわけです。空調の効いた室内なら冬場でもこれ一枚でいいくらい。

「楽」T シャツ

“楽” T シャツ長袖のカラーバリエーションは 7 種類。全体的に渋めの色合いの中から「藍色」と「藍鉄」を選んでみました。
系統的には近い二色だけど、藍色は少し鮮やかながらも深みのある落ち着いたカラー。藍鉄は一見グレーっぽいけど万年筆のブルーブラックインクのようなニュアンスのある色味です。どちらも一枚で着ても良いし、インナーにしても良さそうな大人っぽい発色。

「楽」T シャツ

この T シャツはゆったりしたシルエットが特徴で、普段は LL サイズを着ている私でもこれなら L サイズでちょうど良い感じ。
孤独のグルメコラボ T シャツと全く同じ着心地がそのまま長袖になったような感覚です。

「楽」T シャツ

襟周りは一般的な T シャツに比べると随分太いですが、型がしっかりしていて洗濯して干してを繰り返しても伸びたり崩れたりしにくい。これは長持ちしそうです。
首後ろについているタグは左右が縫い付けられていて、タグの端が皮膚に触れて痒くなりにくい。こういうちょっとした気配りが嬉しい。

「楽」T シャツ

T シャツの胴は筒状の布から切り出して作られているので、脇の下に縫い目がないのがポイント。このおかげもあって身体を動かしたときに T シャツが突っ張る感覚がほとんどなく、服を着ていることを意識しない楽さがあります。まさに “楽” T シャツ。

工業製品の世界では「日本製だから飛び抜けて品質が高い」ということはほとんどなくなってきていますが、少なくともここの T シャツは一度着れば作りが良いことが解ります。それでいて安い(長袖で三千円ほど、半袖だとさらに一割くらい安い)ので、ヘタに千円の T シャツを買って一年で着潰すならこれを買って長く着た方が幸せに違いありません。とりあえず二枚買ったけど、色違いや型違いを含めてもうちょっと買い足しても良いくらいです。

予想通りたいへん気に入りました。今後無地の T シャツは基本的にここのを買おうと思います。

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