昨年末以来ぶりに横浜ガンダムを見に/撮りに行ってきました。
お目当てはもちろん今年に入ってから展開されている動くガンダムの新演出「F00 /AI Awakening!」。公式が言うところのより繊細で滑らかな動きというのがどのようなものか気になっていたんですよね。当初は今年の 3/31 が横浜ガンダムの展示期限だったため、そろそろ耐久性を度外視して動作速度を上げるのでは?と思っていたのですが、展示期間の一年延長が発表されたためそれは考えにくい。ではどういう演出方法になるのかは気になっていました。
※写真は全て α7C+FE 28-60mm にて撮影。
発表当初は少しアレンジが強すぎると思っていた RX-78F00 ガンダムの造形もすっかり見慣れ、これはこれでアリと思えるようになりました。
とにかく「実寸大のガンダムが目の前で動く」ことの感動が強いんですよね。動きは少し緩慢だけど、何度見ても見飽きません。
というわけで撮影してきた新演出「F00 /AI Awakening!」の動画はこちら(この動画のみ Xperia 5 II+DJI OM 4 にて撮影。4K スマホの縦表示での再生推奨)。海風が強かったため微ブレしていますがご容赦を。
従来の「ガンダム起動実験」演出とは異なる動作やポーズがいくつか追加されてはいますが、動作速度については従来と変わっていないように見受けられます。横浜ガンダムマイスターによると多関節同時稼動で動きを滑らかに見せたのが主な変化ではとの指摘ですが、確かにそんな感じ。それよりも『機動戦士ガンダム』オリジナルキャストによる音声が追加されたことで演出に厚みが出たことの方がトピックではないでしょうか。初代ガンダムってバイオセンサーもサイコフレームも搭載していないから人の残存思念が介在する余地はないというツッコミどころはあれど、この演出にはちょっとウルッと来てしまいました。
横浜ガンダムの動きの演出は動画で見るのと実物を肉眼で見るのとでは感動が全然違う。これはぜひ現地で見てほしいですね。
展示期間延長をふまえて今年の GW 明けから夏休み前まで約二ヶ月のメンテナンス期間が設けられているので、まん延防止措置(延長されるようですが)と相談しながら早めの巡礼をお勧めします。
ちなみに新演出最後の決めポーズはちょっと女性的。初代ガンダムというよりはノーベルガンダムっぽいと思ってしまいました。
3 月末までの演出スケジュールは、従来の「起動実験」演出と今回の新しい「F00 /AI Awakening!」演出が交互に行われます。
新演出の「ハーフ」は特に具体的な演出はなく単にドックに格納されるだけなので(最後にドックタワー見学者向けに顔を振り向かせる動作はある)、見に行く場合はフルモードの演出時刻に間に合うよう入場した方が良いです。
なお、会場の奥の方の壁に新しく「RX-78F00 HMT (High Mobility Mode)」の設定画が新しく展示されています。
RX-78-2 ガンダムのオリジナル AI から発見されたデータに基づいて再現された高機動型ガンダム(プロトタイプ)とのこと。デザイン的にはフルアーマーガンダムの派生型という印象です。
「HMT」のマッシブなデザインと比べると、横浜 RX-78F00 ガンダムのデザインは「なんつーか、痩せっぽちだな」という印象を受けます。まあ稼動のためにできるだけ末端を軽くするデザインだからやむを得ないわけですが。
そういう事情もあるからこの「HMT」は単なるデザインアイデアで、横浜ガンダムが実際に HMT モードに換装されることはないのでしょう。見てみたいですけどね。
実寸大のガンダムが目の前で動くのは何度見ても良いですね。飽きない…。
メンテナンス期間明けにはまた新たな演出が追加されそうな予感はしますが、その前にもう一度くらいは見に行こうと思います。
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