最近まれに仕事で大崎方面に行くことがあるのですが、大崎って山手線駅なのに周辺にいい飲食店が少ない。唯一と言って良いのがシンクパークタワー 1F のレストラン街で、チェーン系中心ながら悪くないお店が揃っています。中でも気に入っているのがこちらのお店。
もつ鍋のやまやです。品川にも店舗があって品川勤務時代にはたまに行っていました。
ここ、ランチタイムは明太子が食べ放題なのが嬉しいんですよね。肝心のもつ鍋を食べに来たことはないのですが（笑）、ランチだけでも食べに来る価値があると思っています。
昔行っていた品川店はお昼時にもなると大行列でしたが、大崎店はほぼ席は埋まってるけど行列というほどではなく。もしかすると周辺企業の出社率が高くないからかもしれません。
ランチメニューはこんな感じで、定番の鶏唐揚げ（明太子風味）と豚しょうが焼きと焼き魚は毎度どれにしようか迷ってしまうところ。
今回はしょうが焼きにしよう、と半ば心を決めて来たつもりが、数量限定メニューの「胡麻かんぱち定食」が強烈な引力を放っています。これは見逃しがたい…。
ランチタイムは前金制で、入店時に代金を支払って（現金または PayPay）席に通されます。
結局胡麻かんぱち定食を頼んでしまいました。
主菜に小鉢、味噌汁、白飯。
絵面的にはちょっと寂しく見える？いやいやいや、
テーブルやカウンターには壺入りの辛子明太子と高菜が食べ放題！！！
この店のランチのメインディッシュはむしろこっち、と言っても過言ではありません。
胡麻かんぱち。博多で胡麻ダレに漬けた刺身といったら鯖だと思っていたんですが、かんぱちもあるんですね。確かに九州で獲れる代表的な魚介だから、これもアリか。
脂が乗りつつも歯応えのあるかんぱちに、胡麻だれがうまい。
これはぶりじゃなくてかんぱちだからこそ合う、という気もします。
こういう味、白飯が進むんだよなあ。
で、食べ放題の明太子と高菜はこういうことになるわけです。
おかずだけでもご飯が進むのに、これらがあってくれるおかげで白飯が無限に行けるような気がしてくる。
まあ食べ過ぎると午後の仕事が台無しになってしまうので、二杯目まででやめておきますが。それにしてもうまい、明太子はやっぱり最強。
ちなみに唐揚げ定食だとこんな感じ。
一見普通の鶏唐揚げっぽいけど、明太子風味で味が濃い。揚げたてのサクサク感も良いし、これもまた白米とベストマッチ。
食べ放題の明太子と味付けがダブってしまったけど、あえてそれがいい。
日替わりの魚定食、塩サバだとこんな感じ。これぞ日本の正しい昼メシ、見ただけで条件反射的に唾液が分泌してくる。
このしょっぱさと旨味、脂の乗り具合がいいんだよなあ。こいつも白飯泥棒。
昼定食の王道、豚しょうが焼き。
豚が肉厚で食べ応えが強い。そこに濃い生姜ダレ。これもまたうまい…。
明太子なしでも白飯二杯くらい行けそうな味付け、それにさらに明太子と高菜を合わせられる幸せ。
レベルの高いおかずと食べ放題の明太子＆高菜。普通に千円を超えるからランチにしてはちょっと高いけど、その価値は確かにあります。
このご時世だと複数人で鍋をつつくという感じにはなかなかなりませんが、一度夜のもつ鍋も食べに来てみたいんですよね。
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