ダイニングで使っている LED 電球が寿命を迎えました。
4 灯入りのシャンデリアタイプの照明のうち 2 灯が立て続けに故障。見るとプラスチックの外装がパックリ割れています。おそらく発熱による劣化でしょうね。
ランプ内部を見ると LED 光源を拡散させるための導光板(と思われるもの)が剥離して脱落しています。これも熱起因でしょう。パナソニックのこのタイプの LED 電球の構造上の弱点で、数年使うともれなくこの症状が出ます。
以前使っていた電球型蛍光灯から LED に交換したのがもう八年前。パナソニックの LED は五年保証を謳っていますがとうにその期限を超えているから普通に寿命ですね。
同型の LED 電球はもう販売されていないため、同等スペックの製品を買ってみました。
パナソニック / LED 電球 7.1W(電球色相当) LDA7L-G-E17/E/S/W
E17 口金で 60W 相当(760lm)、電球色というスペックで選択。
今まで使っていたのは全方向タイプでしたが、今回はうっかり広配光タイプを買ってしまいました。
定格消費電力は従来品の 8.4W から 7.1W に低減され、かつ以前は訴求していなかった演色性能も Ra80 と明記されています。全体的に進化していますね。
今まで使っていた LED 電球と比べると、ランプのガラスボールのサイズが一回り小さくなっています。
私が元々使っていた電球型蛍光灯はもっとボールが大きかったので、照明器具に取り付けたらランプが小さすぎてみすぼらしくならないかなと思ったのですが、
実際つけてみると従来のランプ(写真左側)とさほど変わった印象はありませんでした。これならまあ許容範囲かな。
それよりも従来品は導光板が脱落して発光ムラが目立っているのが、新品は均一に光っていて気持ち良い。LED でも経年で輝度は落ちるから新品のほうが明るく感じるし、色味も従来品ではやや緑がかっていたのが新型は Ra80 だけあて赤味が補強され、発色が良くなりました。こっちのほうが人肌とか料理とかは好ましく見えます。
全方向タイプにしなかったので光の指向性が出るんじゃないかと不安だったのですが、ランプシェードによる拡散効果もあってか十分に天井まで光が回り込んでいて、今までとの差は感じられませんでした。これなら今後も広配光タイプで十分かな。
同じランプがリビング側にも 6 灯あるのですが、これはダイニングよりも一年遅れで LED 化したので来年の今頃には寿命を迎えるとみて良いでしょう。もうカウントダウンは始まっているので、今年の大掃除のついであたりに交換するのが良いですかね。
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