亀戸天神 梅まつり 2023

そろそろ梅が見頃を迎えています。いつもの梅園に撮りに行こうかとも思ったのですが、今年はちょっと違う場所で撮ってみたくなって亀戸天神まで足を伸ばしてみました。亀戸天神、近くまでは何度か行ったことがあるけど足を踏み入れたのは初めて。今はまさに梅まつりの季節でけっこう混んでいました。まあ↑のメイン参道は梅よりも藤棚が中心で、5 月頃に改めて来たらそれはそれで良さそうだな、と思いました。

写真は全て α7 IV＋FE24-105/F4G にて撮影。他にも何本かレンズを持って行っていたんですが結局これ一本で撮ってしまった。ズーム幅が広いし描写も安定しているし、去年このレンズを買って以来単焦点の出番がガクンと減っています…。

東京はいま白梅が見頃。紅梅はもうちょっと先かなという感じですが、私は白梅の上品な佇まいが好きです。空が薄曇りだったのも白梅を幻想的に引き立ててくれて却って良かった。

境内には妙に人慣れしている鳩や鴨がたくさん。中でも多くの人に写真に撮られながらも悠然としているアオサギが格好良かった。

本殿越しに見える電波塔。
この界隈、いろんなものの向こうにスカイツリーが見えてくる異物感が面白いですよね。江戸の今昔、という感じで。

亀戸天神、比較的コンパクトな田の字型の前庭に様々な種類の梅が植えられていて目に楽しく、ほのかに漂ってくる香りも良い。
一本一本をじっくりと愛でたくなります。

こちらは一本の梅の木に紅と白の花が入り乱れて咲く、いわゆる「源平咲き」。花の形自体は同じだから、挿し木ではなく本来は紅梅なのが色素の異常で白が混ざってしまっていることが判ります。

神社の境内、それも本殿に近いところに咲く紅白の梅、何とも縁起が良い。

少しずつ春が近づき、被写体が増えてくる季節。さらにいつもとは違う場所に行くとさらに写欲が高まりますね。
今年の春はあちこちに写真を撮りに出かけようと思います。