発売されたばかりのシャープ RoBoHoN(ロボホン)の体験イベントを兼ねた期間限定カフェに行ってきました。
ロイヤルガーデンカフェ青山が期間限定でRoBoHoN CAFEに!
ロボホン自体はヨドバシあたりにも展示されているので、製品を見るだけなら量販店でいいんですが、ちゃんと商品説明を受けられてコラボメニューも味わえる、ということではるばる青山まで。
イベントスペースではなく青山のロイヤルガーデンカフェとのコラボで、ロボホン目当てではないお客さんも多く、混雑していました。先にだいたい 5~6 組並んでいる状況でしたが、テラス席でなければそれほど待たずとも着席できました。
ロイヤルガーデンカフェって初めて入りましたが、オシャレなんだけど押しつけがましくなく、寛げる雰囲気のダイニングカフェなんですね。けっこう気に入ったかも。
店内は全体的にロボホンのシチュエーションカットで装飾されていて、これが意外なほどお店の空気感とマッチしています。機械っぽさを極力消したデザインとモノトーンのカラーリングがこう効いてくるとは思いませんでした。
着席すると、ロボホンの写真がプリントされたランチョンマットがお出迎え。
注文を終えると、デモンストレーターの方がロボホンを携えて商品説明とデモを実施してくれました。
動いてるロボホンと初対面。
確かにこれはかわいいわー。未来っぽすぎず程良くプラスチッキーで、オモチャ的というかマスコット的というか。全力で親しみやすさに振ったデザイン。
内蔵プロジェクタのデモ。音声検索した YouTube の映像をテーブルの上に投写する、というごくシンプルなデモです。
ほぼ同じことはスマホでもできてしまいますが、ロボホンがスマホと違うのは「音声コマンドに対して音声で返事をしてくれること」と「プロジェクタなので内蔵ディスプレイよりも大きく映像を表示できること」の二点。たったこれだけなのに、なぜだか楽しさがスマホと違う。私が『スター・ウォーズ』世代だから、というだけではないような気がします。
それからダンスのデモ。これも近代のヒト型ロボットであれば必ずと言っていいほどやるデモですが、技術のすごさよりも動作のかわいらしさを前面に出している、というのが今までのロボットとの違いじゃないでしょうか。動作だけならかつてのソニー Qrio のほうがよっぽどすごいことをやっていたと思いますが、それとはベクトルの違う愛らしさを感じます。
頭部には円形の目と半開きの口がついているだけなのに、動きによって顔の表情までついているように感じる不思議。
デモはこの程度で、もっとガッツリ説明されたりじっくり触れるのかと思ったら、案外浅い体験でした。でも一般人向けならこれくらいが解りやすくて良いのかもしれません。
せっかく青山のオサレカフェまで来たので、カフェタイムも満喫してきました。
飲み物はカプチーノにロボホンのラテアートをしてもらえたような…と思ったら、ラテアートはカプチーノじゃなくてカフェラテでした!そりゃそうか(;´Д`)。
せっかく暑いのをガマンしてアイスコーヒーではなくカプチーノを注文したのにorz。
それとティラミス。こちらはちゃんとココアパウダーで「RoBoHoN」のロゴを書いてもらえました。
このティラミスがとっっってもクリーミーで美味。甘すぎず、大人でも美味しくいただけるティラミスでした。
ロボホン、思っていた以上にあざといかわいさでした。普段は硬派な IT ジャーナリスト諸氏がロボホンに関して「かわいい」を連呼する理由も分かります(笑。
これは欲しくなりますね。まあポンと 20 万出せるか、と言われれば別の話ですが…。
でもロボホンのこの先がどうなるか、の鍵はそこではないかと思います。「かわいい」で話題になるのは確かだけど、「かわいい」で許容される価格帯に今後落とそうとしていくのか、「かわいい」の上に付加価値を積み上げるのか。普通に考えると後者なんでしょうが、じゃあ何が付加価値になるのか?はシャープの中の人もまだ悩んでるんじゃないでしょうか。
IT 業界は「スマホの次のネタ」探しに躍起になっていますが、確かにこれは方向性の一つではあると思います。ロボホンはまだその第一歩に過ぎないけど、後から振り返ったときに貴重な第一歩だったと言われる可能性はある。今後これがどちらの方向に向いていくのかは、個人的にも注目していきたいと思います。
関連ランキング:西洋各国料理(その他) | 外苑前駅、青山一丁目駅、信濃町駅
コメント