スポンサーリンク

AUX BACCHANALES で『劇映画 孤独のグルメ』ごっこ

先日鬼滅の刃を品川の T・ジョイで観た後にこちらでランチしてきました。

AUX BACCHANALES

AUX BACCHANALES

ベーカリー併設のフレンチレストランです。周辺の飲食店がどこも同じように映画を観た人でごった返していたので、比較的落ち着けそうなこちらで。

私は長らく品川勤務で近隣のお店はあらかたランチで利用したことがあるのですが、ここだけは勤務日の昼に来るところじゃないよなあ…と思い入ったことがありませんでした。当時の職場のお姉さま方は時々リッチなランチをしに来ていたようですが。

AUX BACCHANALES

こういう雰囲気のブラッスリー、ずいぶん久しぶり。プリンスホテルの隣ということで普段は旅行客や富裕層中心かと思いますが、今という時期はさすがに周りの席でも鬼滅の話をしている人が多かったですね。

AUX BACCHANALES

黒板メニュー。元々ここに来る予定じゃなかったしランチだし、軽くキッシュとかオムレツとか…と思っていたら目に飛び込んできた「牛肉の赤ワイン煮」の文字。そうかそうか、そうなれば話は違う…当初想定はいったん捨てて、この赤ワイン煮を軸に組み立てていくことにしよう。
ちなみにソーセージとフレンチフライが ¥2,950、グランドメニューにあったステーキと同じ値段なんだけどどんなすごいソーセージが出てくるんだろうか…。

AUX BACCHANALES

飲み物は…あちこちに飾られているポメリーのボトルに触発されてシャンパンを頼みたくなりつつも、それを始めると歯止めが効かなくなると思ってペリエでガマン。

AUX BACCHANALES

前菜としてハムとソーセージのサラダ。思ってたのとちょっと違って、千切りのハムとソーセージがたっぷり載ったグリーンサラダでした。ボリュームがあってこれだけでお腹が満たせそうな食べ応え。しかもチーズがしっかりおいしいのがさすが。

AUX BACCHANALES

ベーカリーとしても有名なオーバカナルだけあって何気なく提供されるバゲットがおいしい。
この後に出てくるスープに浸したりソースを拭ったり、万能の活躍をしてくれる脇役。

AUX BACCHANALES

Soupe à l’oignon(オニオングラタンスープ)。

メニューにあったこれと牛肉の赤ワイン煮を見つけたときに、これ『劇映画 孤独のグルメ』序盤のフランスパートの再現を思いついたのでした。フランスへの聖地巡礼はハードルが高いけど、ここで少なくとも近いものを味わうことはできる。私はオニオングラタンスープも牛肉の赤ワイン煮もフレンチの中では大の好物です。

トロトロのチーズとヒタヒタのパンで蓋をされた下に、タマネギの甘みとうまみがたっぷりと出た濃密スープが出迎えてくれます。ここまで濃いオニオンスープは他でも飲んだことがない。めちゃくちゃおいしい。
俺は今、世界中にこれを配って歩きたい。

AUX BACCHANALES

本日のオムレツ。トリュフとハードチーズがまぶされたオムレツでした。
この濃厚な黄色がおいしさを主張している。見ているだけで幸せを感じる黄色だ。

AUX BACCHANALES

ナイフで切ったら中はトロトロ…かと思ったら、崩れてこない程度の固さを保ったプルプルのオムレツでした。食感も良いけど味もいい。トリュフとチーズの香ばしさが卵のうまみを引き立てる。

AUX BACCHANALES

そして主役登場。Boeuf bourguignon(牛肉の赤ワイン煮)です。

待ってました!牛肉の存在感もさることながら、マッシュポテトの上に並べられた白ナスをはじめとする無数の焼き野菜も嬉しい。

AUX BACCHANALES

牛肉はやや小ぶりだけど、煮込む前に表面を軽く炙ってあるのか外と中で食感が変えてあるのが手が込んでる。さらに上に載っているカリカリベーコンも相まって様々な触感が混在しているのが楽しい。そして何より、この赤ワインソースのうまさ!最後はマッシュポテトやバケットで一滴残らず味わいたい。

この牛、瞬く間に胃袋に逃げて行く。これぞフレンチの王道だ。

AUX BACCHANALES

初めて店内でいただいたオーバカナル、どれも本当においしかったです。
当初は映画館の周辺で適当に何か食べて帰るか程度に思っていたけど結果としておいしいものを食べられたし、しかも『劇映画 孤独のグルメ』ごっこができたのも良かった。

フレンチレストランとしてはそこまで肩肘張らずに食べに来れる気楽さもいいですね。今後はたまに利用させてもらうことにします。

ごちそうさまでした。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました