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旧サムソナイトのスーツケースハンドル故障と修理

私が 2~3 泊の出張のときに使っているスーツケースは、2003 年頃に買ったサムソナイト製のソフトタイプ。前職で長期出張に行き始めた頃に買ったもので、そこそこ値は張ったけどシンプルで飽きの来ないデザインと品質の良さが気に入っています。国内は北海道から九州まであらゆるところに持っていったし、5~6 年前に一度サイドハンドルが壊れたときも補修(ついでにタイヤも交換)して使い続けています。

Samsonite

それが、先日帰省した際の帰り、荷物もあったのでタクシーを拾い、トランクにこのスーツケースを乗せようとハンドルを掴んだところで…呆気なくポキリといってしまいました。

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まさかこんなところが折れるとは思っていなかったので、その瞬間はタクシーの運転手さんを隣にして 2~3 秒固まってしまいましたが(汗、処置のしようがないのでそのままトランクに乗せて出発。帰宅後、改めて故障箇所を見てみると、プラスチック製のハンドルが、まあきれいに割れていること。ここまできれいに割れるとむしろ気持ちが良いというか(笑、逆によくもまあ 10 年以上ももってくれたものだ、と今までの労をねぎらいたくなります。
12 年も使えばさすがに買い換えてもバチは当たりませんが、特に不満もないし愛着もあるし、修理してまだまだ使うことにしました。


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サムソナイトのスーツケースは現行品こそ海外生産品の輸入モノが販売されていますが、当時は日本のエースというメーカーがサムソナイトからライセンスを受けて国内生産した、独自規格の製品が販売されていました(今はサムソナイトとのライセンス契約が切れて、逆にエースがゼロハリを傘下に収めていたりと、だいぶ時代が変わりましたね)。

これが家電製品なら、販売後 10 年以上が経過してしまうとさすがに保守部品の保有期限も切れて修理ができなくなってしまうことも少なくないですが、調べてみたところ、当時のサムソナイトブランドの製品は今でもエースが修理対応しているとのこと。場合によっては保守パーツだけ購入して自分で交換修理することもできるようなので、カスタマーセンターに電話で問い合わせてみました。
ただ、このスーツケース、内部のタグにはモデル型番らしきものは何も書かれておらず、詳細が分かりません。すると、Web の問合せフォームから故障品の写真を送付してほしいとのこと。すぐに写真を送ると、「金属パーツからの交換が必要なので引取対応になるが修理は可能なので、修理依頼票(PDF)に記入して修理センターに持ち込むか送付すれば対応しますよ」との回答。

修理期間は標準で 3 週間とのことでしたが、GW までには戻してほしかったのでその旨も伝えたところ、1 週間足らずで戻ってきました(!)。

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たまたま修理受付が混み合っていなかっただけかもしれませんが、最優先で対応していただけたことに感謝。修理代は返送料込みで 5,000 円弱でした。送り状も単なるテンプレじゃないみたいで、ひとつひとつ丁寧な対応に頭が下がります。

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それなりに使用感があるスーツケースのハンドル部分だけがまっさらな新品なのでちょっと違和感ありますが(笑、またこれがツルツルになるまで愛用してやろうと思います。

この手のスーツケースはついデザイン重視で海外ブランドのものを選びたくなりがちですが、こういう状況に遭遇するとサポートの細やかな国内メーカー製品の安心感が際立ちますね(海外旅行中に壊れた場合はそうもいきませんが)。出張や国内旅行に最もよく使うトロリーだけに、いざというときにすぐに対応してもらえることはとても重要です。もし今度これが壊れたら、今度もエースもしくはゼロハリを選ぼうと思っています。

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