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TAMRON 20-40mm F2.8 ってどうなんでしょうね

最近このレンズがちょっと気になっています。

タムロン / 20-40mm F2.8 Di III VXD (A062)

タムロンの E マウント用 20-40mm F2.8。ズーム域は狭いけどコンパクトな F2.8 通しレンズで、α7C のような小型フルサイズボディと組み合わせたら面白そう。「2 倍しかないズーム」ではなく 20mm/24mm/28mm/35mm/40mm F2.8 が一本で賄えると考えれば、かなり使いでがありそうに思えます。

私は旅行に持っていくレンズには悩みがちで、24-105mm F4 は万能だけどちょっと大きくて重いし、かといって 28-60mm は軽いけど撮っててあまり楽しくない。さらに行き先によっては広角も欲しいから 16-35mm も持って…となるとどんどん荷物が増えていってしまいます。その点 20-40mm ならスナップで使いそうな焦点域が揃っているし、ワイド端 20mm あれば広角ズームは別途持たなくても何とかなる。テレ側が物足りないけど例えばシグマの 90mm F2.8 DGDN を一緒に持っていけばコンパクトなレンズ二本でだいたいカバーできそう。というようなことを考えているとすごく魅力的なんですよねこのレンズ。

こういうとき、フォトヨドバシを眺めるのは危険というのは解っていながらもつい読みふけってしまいます。

TAMRON(タムロン) 20-40mm F/2.8 Di III VXD Model A062 実写レビュー | フォトヨドバシ

個人的にはサードパーティー製レンズはシグマ派でタムロンのレンズは OEM 品以外使ったことがないのですが、それを差し引いても面白いレンズだと思います。シグマもタムロンもカメラメーカー製にないスペックのレンズを作ってくるのが面白いのですが、シグマがスペック的に突き抜けたレンズで勝負してくることが多いのに対してタムロンは突き抜けてはないけど絶妙なポジショニングの製品を出してくる印象。やっぱり OEM レンズも多数手がけているから自社製品としてはその合間を縫うような企画を立てるのが得意なのでしょうか。

でもなー。このレンズを買ってしまうとスペック的にかぶる 24mm F2.8 G40mm F2.5 G を使わなくなるのが目に見えてるからなあ。これらのレンズも使っていて楽しいレンズなんですよね…。それに比べるとタムロンの 20-40mm は絞りリングはないし、作りに高級感がないのが物足りなくはあります。

とりあえず店頭で触ってくるかー。

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