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大森「お食事 まるやま」のとんかつ&しょうが焼

大森にこんな店を見つけたので食べに入ってみました。

お食事 まるやま

お食事 まるやま

JR 大森駅の南側にある、いかにも昭和な飲み屋街近くのお店。お隣蒲田のまるやま食堂と似た名前だと思ったら姉妹店のようですね。林 SPF ポークを使ったとんかつを食べさせてくれる店という点では蒲田の名店「」とも共通点がある。調べてみたところ檍自体がまるやま食堂の創業家の人(丸山正一氏)が独立して起ち上げた店で、蒲田のまるやま食堂は檍の創業者の息子さんが営んでいるらしい。つまり檍とまるやま食堂は親戚関係にある店ということになります。お店の雰囲気こそ違えどとんかつの味がどおりで似ているわけだ。

お食事 まるやま

いかにも昔ながらの食堂然とした店内。カウンターのみでさして広くはなく、奥の方には地元の常連さんらしいお爺さんが悠々ととんかつを食べている姿が見えます。

メニューは蒲田まるやま食堂に似てるけどこちらの方が食堂らしいサイドメニューが充実しているように見える。

お食事 まるやま

というわけでまずはオーソドックスにロースカツ定食。この見事においしそうなきつね色の衣、まさに檍や蒲田まるやま食堂の系譜。ライスが多めなのもうれしい。

お食事 まるやま

はいおいしい!
林 SPF ポークらしい、あっさりめの赤身と甘味・うまみの強い脂身のハーモニー。それを包み込む衣のサクサク感や香ばしさもありがたい。

お食事 まるやま

味の調整はピンクソルト、ナマック(ブラック岩塩)、またはとんかつソースにて。私は途中まで岩塩系で食べたら後半はソース、という食べ分けがお気に入り。

ちなみにボトルを見て驚いたのですが、このピンク塩ってコストコで買えるんですね(近所にないからほとんど行ったことない)。

お食事 まるやま

具だくさんの味噌汁も食堂らしくて素晴らしい。甘めのやさしい味で、とんかつの合間の小休止にもってこい。

いやー、蒲田まるやま食堂の姉妹店だとは思っていなかったから望外のごちそうに出合えた気分です。これはいい店を見つけた。
でも、他のお客さんがとんかつと半々くらいの割合で頼んでいたしょうが焼がやたらうまそうなのが気になりました。というわけで、もう一度来てみました(笑

お食事 まるやま

はい、カタロースしょうが焼定食。
とんかつに劣らぬ存在感のある豚肉に、容赦なくかかったタレがまたうまそうじゃないですか。そうそう、これが食べたかった。

お食事 まるやま

ショウガとニンニクがガツン!と来る甘辛濃い味のタレ。それを厚みのある SPF 豚がガッチリ受け止める。
これめちゃめちゃおいしいじゃないですか。白米の消費が加速する。しょうが焼がとんかつと伯仲する人気なのがよく解りました。

檍の流れを汲むとんかつを比較的空いてる(あくまで檍との比較論)店で食べられるのも価値が高いけど、檍では食べられないこのしょうが焼にこそ価値があるような気もする。つまりどっちも捨てがたい。きっと来るたびにどちらを食べるか迷ってしまうんだろうなあ。

ごちそうさまでした。
蒲田のお店と併せて、またときどき利用させてもらいます。

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