安くなったタイミングを見逃さずに UHS-II 対応 SD カードを買い足しました。
Nextorage / SDXC UHS-II メモリーカード 256GB NX-F2SE256G
最近贔屓にしている Nextorage のカードです。先日マップカメラで ¥7,480 という価格改定?特価販売?が出ていたのを見かけたのですかさず注文。ちなみに現在(先行)開催中の Amazon プライムデーセールでも安くなっていますが、マップカメラでの値段はそれよりも 500 円安い。
以前は UHS-II カードはかなり高価だった記憶がありますが、最近では随分値段が下がってきました。もはや高性能メモリーカードは CFexpress に世代交代が進んでいるし、SD カードとしても SDexpress が出てきているから UHS-II も既に枯れた規格ということですかね。
私は α7 IV のメインカードは既に CFexpress Type A に移行済みですが、レース撮影に行くと一日で一枚を使い切ってしまうこともあるからスロット 2(SD カード専用)にもできるだけ高速で大容量なメディアを入れておきたく、そんな用途にこのカードは価格/性能・容量比がちょうど良い。
ちなみに Nextorage の UHS-II SE シリーズは公称読み出し速度は容量によらず 280MB/s なのに書き込み速度は容量ごとに差があります。最も高速なのがこの 256GB 品で公称 170MB/s、最も遅いのは 128GB 品で 100MB/s。内蔵している NAND チップの性能差なのでしょうが、ここまで差があるというのもちょっと驚きます。
ということで今まで使っていた 128GB モデルとの性能差をベンチマークで測ってみました。
読み出し速度が公称値に届いていませんが、128GB 品を以前計測した際には公称値通り出ていたので CrystalDiskMark のバージョン起因なのかもしれません。
128GB と 256GB で顕著に差が出ているのが書き込み速度。128GB モデルはシーケンシャルライトが公称通り 100MB/s 止まりなのに対して 256GB モデルはスペックを上回る約 200MB/s!128GB モデルにダブルスコアをつけるとは思いませんでした。これなら連写時にカメラ内のバッファ解放速度が二倍になるということなので、流し撮り時にバッファ切れに怯えなくて済みます。
まあ性能的には CFexpress の方が圧倒的に速いことには変わりないのでメインは CFexpress に任せますが、サブメディアとしてもより安心できる環境になりました。
あとついでに UHS-I のカードも買っておきました。
Nextorage / RIGID 仕様 一体成型 SDXC UHS-I メモリーカード 128GB NRS-HA128G
こちらはマップカメラでは取り扱いがないようで Amazon での購入ですが、特にセール対象にはなっておらず通常価格で買っています。
以前 64GB モデルを購入してその丈夫さが大変気に入ったので 128GB 品を追加購入。しばらく Amazon でも販売停止状態にあって買えなかったのですが、いつの間にか復活していました。
樹脂硬化させた基板をそのまま筐体にした構造で、一般的なプラスチックシェルの SD カードよりもめちゃくちゃ硬い。しかも SD カード故障の大きな要因の一つである端子間のリブ(挿抜を繰り返すことでここが割れやすい)をそもそもなくしてしまうことでトラブルの原因を減らすというアプローチ。これ、カードの挿抜頻度が高いカメラで使うのにうってつけなんですよね。ということで今までは 64GB モデルを自宅でのブツ撮り用に使っている α6000 に挿しっぱなしにしていましたが、この 128GB 品は毎日鞄に入れている ZV-1 用にします。どちらも日常的に撮ってデータを PC に写すのに頻繁に挿抜するから壊れにくいのはありがたい。これらのカメラだと UHS-I にしか対応しないから、アクセススピードよりも信頼性重視です。
本当は UHS-II カードの方も同様の構造をもったソニー TOUGH シリーズにしたいところなのですが、ちょっと価格差が大きすぎるんですよね…。







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