Peak Deisgn製品にカラーバリエーション追加

写真で見る Peak Designの新色をチェック　“自然界にインスパイア”の4カラー – デジカメ Watch

Peak Designのカメラバッグやアクセサリー類に新色が追加されました。それも「エクリプス」「ケルプ」「オーシャン」「アイビス」の一挙四色。近年のトレンドであるアースカラー系の有彩色で、これまではチャコールやアッシュといったモノトーン系が多かったPeak Design製品のイメージをガラッと変えてきています。
個人的にはオーシャンがイイ感じ。最近こういうくすみ系カラーの服を着ることが増えているから合わせやすくていいじゃないですか。また、しばらく前からPeak Designユーザーが増えすぎで撮影スポットに行くとEveryday BackpackやSlingが被りがち問題も、カラーバリエーションが増えることで少なくとも色被りが減るのは良いことです。ただ既存カラーも併売されるようで在庫管理本当に大丈夫？というのは他人事ながら気になる。

新色は既に先週末から販売開始されているようで、ヨドバシに行ったら置いてありました。

うーん、全部ガラスケース越し。PDのバッグは単価高いから仕方ないけど。これなら銀座の直営店に行った方がじっくり見れて良かったかも。

一口に新色といってもオーシャンは全体的に統一感のある色遣いなのに対して、エクリプスやケルプはファスナータブやハードポイントにアクセントカラーが使われていて抑揚あるイメージになっているなどデザインは個別最適化されている印象。またオーシャンは同じ青系でもミッドナイトとは全然別物。個人的に、ネイビー系のナイロンバッグってスクールバッグっぽく見えてあんまり好きじゃないんですよね。

ちなみに新色の中でも鮮やか系の「アイビス」はバッグとしては展開されず、アンカーやカメラストラップなどの小物類のみが発売されています。カメラ的にはIBISというとボディ内手振れ補正（In-Body Image Stabilization）を想起するけど、こちらは南米に棲息する朱いトキの仲間（スカーレットアイビス）に由来するようですね。αのブランドカラーであるシナバーに近い色はαにつけると似合いそう。特に近年のα1/9はアクセントカラーを減らしてほぼ真っ黒になってますからね。

というわけで私もひとつ買ってきました。新しいカメラバッグは必要としてなかったのでとりあえずアンカーを。

Peak Design / アンカー 4パック （オーシャン）

Peak Designの長さ調節が簡単なスライド式ストラップと着脱が容易なアンカーシステムがとても気に入ってかれこれ7年くらい愛用していますが、アンカーの色の選択肢が少ないことと差し色（赤）の印象が強すぎるのは以前から少し気になっていました。銀座の直営店でカラバリアンカーのガチャをやっていることは知っていても、いずれも原色系で使いづらいしガチャというのも微妙。そこに来て今回のくすみカラーの新アンカー登場、買うしかないじゃないですか。

これがオーシャンカラーのアンカー。紐部分はいつもの黒ながら、円盤がダークグレー、周囲のリングがブルーグレーっぽい中間色。おお、今までのアンカーのイメージとは大違い。大人っぽい配色です。

なおPeak Designの商品ページに記載がある通り、エクリプス／ケルプ／オーシャンに関しては単品販売のアンカーとストラップに付属のものとでは配色が異なる模様。何故そんなややこしいことをする…。

以前使っていた銀一限定の青アンカーとは大きく印象が異なります。初期のPeak Design、どちらかというと機能重視でデザインはちょっと中二っぽいセンスだったのが近年はずいぶんこなれてきましたよね。ラインアップをV2に切り替えたあたりでデザイナー入れ替えたんじゃなかろうか。

とりあえずα7Cにオーシャンカラーのアンカーをつけてみました。ストラップは今までと変わらずミッドナイトカラーのリーシュです。
α7Cのシルバーボディに赤いアンカーってちょっと強すぎると思っていたので、少しコントラストを落とした新色のアンカーで全体的に柔らかい印象にまとまって満足です。でもミッドナイトのストラップなら案外エクリプスカラーのアンカーでも似合いそう。

Peak Designの「ストラップの付け根にある赤い丸」は、登場当初はブランドイメージの浸透に大きな役割を果たしたに違いありません。でも今やカメラユーザーなら誰でも使ってる感のあるPD製品だけに、こうやってバリエーションを増やしてパーソナリティを表現させてくれるのはありがたい。今後も赤いアンカーを使い続ける人は少なくないと思うので、斎賀差異化のために私は積極的に新色を使っていくことにします。