何年かに一度行っている浜離宮恩賜庭園へコスモスを撮りに行ってきました。浜離宮、春は菜の花・秋はコスモスと年に二度チャンスがあるのが良いですね。
さすがに11月ともなるとコスモスも半ば終わりかけで広めに撮るには厳しかったのですが、寄って撮る分にはまだまだイケル。
※今回の写真は全てα7 IV＋EF100mm F2.8L MACRO IS USMにて撮影。
タイミング的にマクロで撮った方が良いと予測していたので今回は先日導入したEF100Lマクロで臨みました。標準ズームも持って行っていたけど結局マクロ一本で撮ってしまった。
十五年以上前のレンズにもかかわらずこのキレのある描写が素晴らしい。やっぱり買って良かった。
キバナコスモスは白やピンクのコスモス以上に終わりが近い感じでした。
それでもまだ状態の良い花を選んで他はぼかすように撮ればまあ絵になる。こういうのが中望遠マクロの本領のひとつでしょう。
本当は秋晴れの空をバックに撮りたかったのですが、到着が中途半端な時間になったため陽が傾いてからの撮影になりました。
まあこれはこれで透過光っぽい撮り方もできるし、秋らしい独特の雰囲気が切り取れたのかもしれません。
近年では近接撮影に強いズームレンズもいろいろとリリースされています。確かに簡易マクロ的に使えて便利だけど、やっぱり最短撮影距離付近での解像力は専用のマクロレンズに分があります。ピントさえ外さなければ絶対確実に描写してくれるという信頼感はマクロレンズならではです。
ここ二週間ほどで一気に気温が下がってきましたが、私は今くらいの気候が一年で一番好きかな。写真撮りに出ても汗だくになることはないし、かといって冬場のように上着が邪魔になることもないし。写真的にはとても良い季節です。ただ、近年は秋と言える期間が短すぎる…。
少し前まではまだ夏が残っている感じがあったのに、気がつけば銀杏も色づいています。そろそろ本格的に秋を撮りに行かないと。
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