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Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

相当久しぶりにキヤノンのレンズを購入しました。

キヤノン / EF100mm F2.8L MACRO IS USM

Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

赤鉢巻の100Lマクロです。Eマウント純正のマクロレンズ(あちらは90mmだけど)は自分の使用頻度を考えるとちょっと躊躇する価格。そこで今あえてマウントアダプター経由のEFレンズを使ってみようという考えです。去年クマデジさんに試させてもらってアダプター経由でも実用になることが確認できたので、手に入れるタイミングを見計らっていたのでした。

Lレンズらしい高画質、リングUSMによる高速AF、使い勝手の良いインナーフォーカス、角度ブレに加えてシフトブレにも対応したハイブリッドIS、など発売当時にはかなり魅力的でいずれ欲しいレンズのひとつでした。発売から16年が経つ今でも十分に通用するレンズだと思っています。

Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

かつてはEOSユーザーだったこともあり帰ってきた感のあるこの質感。いや、5D Mark IIIと共に小三元レンズはまだ手元に残してありますけどね。
この時代のEFレンズの、すごく高級感があるわけではないけど品位がありつつ道具らしさも共存している感じ、やっぱりいいな。

Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

EF時代の100マクロには三世代あって、初代がDCモーター搭載型、USM(超音波モーター)を搭載してAFが高速化された二代目、そしてIS(手ブレ補正)に対応してLレンズ化された三代目。100mmってちょっとした振動でもブレとして記録されてしまうシビアな焦点距離(特にマクロだと)ですが、ISがあれば手持ちでもガンガン使っていける。マウントアダプター経由での使用でも手ブレが有効(らしい)なことは以前試したときに実感済みです。

Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

もちろん私はα7 IVとの組み合わせをメインで使っていくつもり。マウントアダプターはシグマMC-11、このアダプター自体は主にシグマのEFマウントレンズ用のものですがキヤノン製レンズでも普通に使えます。ちなみにKIPONのEF-S/Eアダプターだと何故かAPS-Cレンズとして認識されてしまう(ボディ側で自動切り替えをオフにしてやる必要がある)ようで、MC-11の方が扱いやすかったです。

Canon EF100mm F2.8L MACRO IS USM

最短撮影距離付近で撮ってみた例(ボディはα7 IV)。ちなみに絞り開放・手持ち撮影です。
ここまで近づくとピントがあまりにもシビアで一発で撮りきることは難しいのですが、狙い通りに撮れたときの気持ち良さは格別。50mmクラスのマクロだともっとパースがついてしまうので、こうやって真っ直ぐにブツ撮りするにはやっぱり100マクロですね。

唯一の難点は一眼レフ用レンズだからフレーミング中に絞り値の変更が反映されない(常時絞り開放で、レリーズ時のみ実絞りになる)ことくらいでしょうか。被写界深度のコントロールが少し難しいのですが、デジタルなら何枚か試し撮りするのも苦にならないのに加え、被写界深度はある程度使い慣れれば感覚で分かるようになるだろうから無問題。純正レンズよりも安価に高画質な100マクロが手に入れられたわけだし、何より昔から憧れだったレンズが手に入ったことが嬉しい。

すごく頻繁に使うわけではないと思いますが、長く愛用しようと思っています。

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