ホンダ/HRC、2026年のF1でアストンマーティンに搭載する新型パワーユニット『RA626H』を世界初披露 | ニュース | autosport web
2026年のF1開幕に先立ちレッドブル/VCARB、ハース、と各チームが順次新車…というかリバリーの発表を行っています。そんな中、今シーズンからタッグを組むホンダとアストンマーティンが日本国内でワークスとしての体制発表を行いました。アストンのローレンス・ストロールだけでなくFIAからもステファノ・ドメニカリが来日するという力の入れよう。
今季からアストン・ホンダとして参戦すること自体は既定路線だから発表内容自体に新情報はありません。また今日時点では新車も新リバリーも発表されず、公開されたのはFIAのコンセプトデザインを元に造型されたほぼ無地グリーンのショーカー…なのですが、サプライズが二つありました。一つは車体に今後ホンダの四輪事業が採用する新「H」マークに加えて「Powered by Honda」のロゴが掲出されていたこと。そして新型パワーユニット「RA626H」が早くも公表されたこと。
従来であればシーズン終了までPUの全体像は公表されることがなかったので、今回は異例。とはいえ公開されたのはごく限られた角度からの見た目のみということで、おそらく外観から得られる情報が限定的なこと&PUはシーズン開幕時点でホモロゲーション対象になるため現時点から模倣される部分は少ない、という判断なのかと思われます。またホンダ的にはF1で脚光を浴びることの少ないPUサプライヤーという立場で存在感を示す機会を最大限に活用したい、という側面もありそう。
そして「Powered by Honda」。ショーカーではかなりデカデカとロゴが見えていましたが、おそらく実車ではアラムコをはじめとしたスポンサーロゴとの兼ね合いでもう少し小さくなるはずです。
しかし第二期ホンダF1で一世を風靡したロゴがまさかこのタイミングで復活するとは思いませんでした。ただ、今回採用されたロゴはホンダのEVで使われているカクカクしたゴシック体で、かつての存在感ある「POWERED by HONDA」ではないんですよね。
セナ時代のマクラーレン・ホンダでF1の洗礼を受けた身としては、Powered by Hondaの復活は嬉しいけど戻ってきたら全然別人になってしまっていた…というような寂しさがあります。新しいフォント、EVのスマートさやクリーンさは感じるけどF1エンジンの力強さとか魂みたいなものは伝わってこないんですよね…。
あと、第三期は(途中からとはいえ)フルワークス体制だったからPOWERED byじゃないのはいいとして、第四期はあえてPOWERED by HONDAは使わないというようなことを言ってHONA HYBRID~HONDA e:TECHNOLOGYロゴを掲げていたのに何故今になってPowered by Hondaを引っ張り出してくるのか。まあ、そういう一貫性のなさもまたホンダっぽいとは思いますが。
個人的には、第四期終了~第五期再参入にかけての紆余曲折や角田のレギュラーシート喪失(だけでなく岩佐までレッドブルで飼い殺し)といった経緯にウンザリしたこともあって今シーズンのF1は一歩引いて観戦するつもりです。新レギュレーションに伴う開発競争や2027年に向けてのシート争いといったホンダに肩入れしなくても楽しめる要素はたくさんあるし。とはいえアストンもエイドリアン・ニューウェイ体制になったことだし、もし開幕から優勝争いするようなことがあればすぐに手のひらを返すかもしれませんが(笑。


コメント