「瀬川瑛子さん、知ってます?あの人歌うまいですよー!」
昨年12月31日に放送された『孤独のグルメ 大晦日スペシャル』。今回は佐渡島をスタート地点に米沢、千葉、浅草と回るこれまた大変なロードムービーでした。場所があっちこっちに飛ぶから聖地巡礼については一つずつ着実にこなしていこうと計画中です。
で、今回はその前哨戦。孤独のグルメ大晦日SPの前の枠で放送された歌番組『第58回年忘れにっぽんの歌』に井之頭五郎がサプライズ登場するという仕掛けがありました。今回はその舞台となった千代田区猿楽町の蕎麦屋に行ってきました。ドラマの中ではないけれど、これもある意味聖地巡礼。
お店は水道橋の駅から徒歩五分ほどのところにあります。平日のみ営業という微妙に巡礼ハードルが高い店。東京ドームや周辺のレジャー施設の客ではなく周辺で働く人向けのお店ということなのか。
今回は平日の開店直後を狙って訪れたところ一番乗りで、私はあやまたずゴロー席に着座。番組内での五郎の視界はこんな感じ↑だったと思われます。
番組内では五郎が蕎麦を啜っているところに厨房の方から瀬川瑛子が『命くれない』を歌いながら歩いて出てきました。
瀬川瑛子といえば孤独のグルメの2017年大晦日スペシャルの生ドラマパートにご本人役でゲスト出演していましたね。あのときは成田の蕎麦屋でしたが、今回はまた蕎麦屋で今度は瀬川瑛子がメインの番組に五郎がゲスト出演するという、ある意味8年越しの返礼を行った格好です。
蕎麦屋としてたいへんオーソドックスなメニュー。多くのものが高くても千円前後でいただけるのが嬉しい。都心部だと近頃はランチを千円以内に抑えるのが難しくなってますからね。
こういう蕎麦屋に来ると壁に貼ってある季節限定系メニューを眺めるのも楽しい。
今回はあらかじめ食べるものを決めてきてあるけど、それ以外のメニューもいろいろと気になります。
というわけで、鴨せいろ。五郎がこの席で啜っていたのはコレでした。
天ぷらじゃなくて鴨を選ぶあたりがなんか五郎っぽい。
蕎麦はツヤツヤした明るい色の麺で見るからにうまそう。
この見た目だけでコシがあってツルツルした食感であることが判る。
鴨のつけ汁。ざく切りの長ネギが浮かんでいて、その下には鴨肉がけっこうガッツリ沈んでます。
鴨せいろを頼んでも肉は申し訳程度という蕎麦屋も珍しくない中、この値段で満足感のある鴨肉を提供してくれるのはとてもありがたい。
期待通り、ツルツルと喉ごしの良い蕎麦。
出汁はちょっと濃いめ、気持ち甘めで食べ応えを感じる味。想像以上にうまい。これは蕎麦大盛りにしても良かったか…?
ところで蕎麦を「たぐる」っていう日本語、粋で良いよね。「飯をかっ込む」とか「弁当をつかう」とか、原作の久住先生は飲食に関して江戸っぽい言い回しを好んで使うイメージがあります。
食後にはもちろん蕎麦湯。
出汁が濃いめだから蕎麦湯で割ってもまだちょっと濃い。蕎麦湯割りをおかずに白飯が食えそう。
続いてはこちら、上天丼。
天丼っていうから丼で出てくるかと思ったらなんとお重でした。上を超えて特上感すらある。
それも大ぶりの海老が三尾!これはものすごく嬉しい。
上天丼の天ぷらはあらかじめ天つゆに浸してあるタイプ。
サクサク感は薄めだけど味がしっかり染みててうまい!天つゆも鴨せいろのつけ汁同様にちょっと濃いめ・甘めでこちらの食欲を引っ張り出してくる。おいしさのあまり、上天丼にも関わらずかっ込んでしまいました。
いやーおいしかったなあ。味の方向性がこんな感じなら、単に蕎麦や丼ものを食べるんじゃなくて夕方に蕎麦前(先につまみと一緒にちょっと飲んでから蕎麦で締める)をやるのも良いだろうなあ。
店内にはこの店から番組に出演した瀬川瑛子・山内惠介両名のサインが飾られていましたが、松重さんのサインは見当たらず。まあ孤独のグルメ本編じゃないですしね。
調べてみたらこのお店、1925年創業ということでちょうど百年経ったところなんですね。そんな歴史あるお店なのに全然お高くとまったところがなく、実直に蕎麦を出し続けているところに好感を持ちました。
平日昼間にこのあたりに来る用事って滅多にないんだけど、機会があればまた食べに来よう。壁メニューにあった「アーモンドだれせいろ」がめちゃくちゃ気になっているんだよなあ…。
ごちそうさまでした。















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