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AZLA SednaEarfit mithryl

久しぶりに新しいイヤーピースを試してみました。

AZLA / SednaEarfit mithryl (ML)

AZLA SednaEarfit mithryl

最近流行っているメタルコア入りのイヤーピースです。先鞭をつけたのはPentaconnのCOREIRで、私も気にはなっていたものの値段が高いのと軸の先端に金属が入っているのはちょっと耳が痛くなりそう、という理由でしばらく静観していました。このSednaEarfit mithrylはそのフォロワー的モデル。それでもイヤーピースに出す金額をちょっと超えてるとは思っていたのですが、先日から期間限定でセールをやっていて2ペアの価格が¥2,970→¥1,980になったことで踏ん切りがつきました。

AZLA SednaEarfit mithryl

イヤーピースの軸先端部分にサージカル(医療用)ステンレス製のリングが埋め込まれています。このリングが音の出口付近で響きを加えることで音質を向上させよう、というのがこの製品のコンセプト。
外皮は透明度の高いシリコンラバー製で中身がよく見える。とはいえステンレスリング入りを「ミスリル」と名付けるというのはちょっと大きく出たな(笑

AZLA SednaEarfit mithryl

軸の先端に金属リングが入ることで耳が痛くなるのでは?という懸念に関しては、イヤーピースの傘部分が先端に向かうに従って薄くなる構造で圧迫感を軽減しています。SednaEarfit MAXでも採用されている作りですね。装着感はMAXほどソフトではないけれど金属を耳に突っ込んでいると分かるほどの圧迫感はありません。これなら苦痛なくつけていられそう。

傘の下部にサイズが刻印されています。私はeイヤホンの実店舗で使用した上でMLサイズを選択しました。

AZLA SednaEarfit mithryl

他のSednaEarfitシリーズとの大きさ比較。写真左がSednaEarfit ORIGIN(MSサイズしかなかった)、右がMAX(MLサイズ)です。
軸の長さはORIGINとほぼ同じで、傘部分はmithrylの方が長くなっています。メタルコア入りだからORIGINよりも軸が長いくらいかと思っていたからちょっと意外。とはいえ一般的なイヤーピースに比べて長いことに変わりはないので、TWSイヤホンだと充電ケースに入らなくなることが多いものと思われます。基本的には有線イヤホン用と考えるのが良いでしょう。

AZLA SednaEarfit mithryl

イヤホンに装着するとこんな感じ(写真はqdc SUPERIOR)。こうやってみるとやっぱり軸は長いですね。SUPERIORの場合、標準のイヤーピースだとイヤホン本体が耳の窪みにスッポリ収まってそれ自体がイヤモニらしい遮音性に繋がっていたのが、mithrylを使うとイヤホンが耳から微妙に浮いている感覚があります。でもまあ無しではない。

AZLA SednaEarfit mithryl

このイヤーピースをどのイヤホンにつけるかは買ってから考えようと思い(笑)、今メイン級で使っている4つのイヤホンで標準イヤーピースと聴き比べてみました。qdc SUPERIOR、同SUPEROIR EX、Acoustune RS THREE、同HS1300SSの4種です。

■qdc SUPERIOR

mithrylはメタルコア入りということで主に高音にキラキラ成分を加えてくれることを期待していました。が(もちろんその効果もあったのですが)、それだけでなく中域・低域ともに音像が明確になる効果があったことが良い意味での驚きでした。もともと高解像とメリハリを両立させているSUPERIORの良い部分をさらに伸ばしてくれる印象。これはいいですね。

■qdc SUPERIOR EX

これまたSUPERIOR EXの素の音に対してそれぞれの音の輪郭を強化してくれる印象。特に効果を感じるのはやはり高音で、無印SUPERIOR比で控えめだった高域が立ってきます。これはこれでアリだと思うけど、本来SUPERIORの音をよりモニター的にチューニングしたのがEXのコンセプトだったことを考えると無印SUPERIORと同じような方向性に変化させてしまうのはもったいない気がする。ここはmithrylをつけた無印SUPERIORといじらないSUPERIOR EXの違いを楽しむのが正解だと思います。

■Acoustune RS THREE

クリアなシェルのイヤホンにクリアなイヤーピース。見た目の相性だけなら最高です。が…元がスタジオモニターイヤホンとして高感度、かつ全体的に固めな音色であるRS THREEにmithrylを使うと音が硬くなりすぎる。元々タイトだった高音がよりキツくなって金属音やサ行の発音が耳に刺さります。個人的にはこれはちょっとナシ。

■Acoustune HS1300SS

HS1300SSはそれ自体が高音がよく伸びるタイプのイヤホンです。だからmithrylをつけたらやり過ぎになっちゃうだろうなあ、と思っていたけど案の定。これもまたRS THREE同様に高音やサ行が刺さるようになってしまい、聴き続けるのがちょっと辛い。予想通りこれはナシだったなあ。

AZLA SednaEarfit mithryl

結論、SednaEarfit mithrylとの相性は私の手持ちのイヤホンに関してはqdc SUPERIORがベスト、となりました。基本はこの組み合わせで使っていこうと思います。シリコンの素材感が旧XELASTECみたいな感じなので使っているうちに劣化してこないかだけが少し不安ですが。

イヤーピースというと「できるだけイヤホンの音を劣化させずに耳に届ける」か「ウレタンフォーム等を使って遮音性を高める」のどちらかを目的にチューニングするもの、というのがかつての常識だったと思いますが、このメタルコア内蔵系イヤーピースは積極的に音質を変えに行くという従来なかったアプローチなのが面白い。それ故にイヤホンとの相性が出やすい、という側面も含めて試し甲斐があります。
今回試したのはステンレス製だけど音響特性が良い金属といえばやはりブラス(真鍮)。ステンレスでこれだけ変わるなら、真鍮だとどうなるのか気になってきました。COREIR試してみたいけど高いんだよなあ…。

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