先日購入したレイノックスのワイコン「HD-5000PRO」のテストに出てみました。
では早速、比較を・・・。
ワイコンなし |
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VCL-MHG07A |
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HD-5000PRO |
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今回はワイコンなし、ソニーのスチル向けワイコン「VCL-MHG07A」、および HD-5000PRO を比較してみました。HDR-HC1 のムービーモードで静止画キャプチャした画像をレタッチ・リサンプル無しでそのまま掲載しています。
画面全域でしっかり解像感のあるワイコンなし状態に比べると、さすがにワイコン使用時にはいずれも周辺部のフォーカスが甘くなりますね。多少の歪みは映像の奥行き感の表現につながるとしてある程度認めるとしても、こうやって静止画として比較してみると、周辺部で解像度がガクッと落ちているのはやはり気になります。HD 対応のテレビを持っていないので、動画だとどうかというのを確認できないのが残念なところ。
ただ、この感じだと VCL-MHG07A を使うなら HD-5000PRO を装着して若干ズーム寄りで使った方が全体的な解像感は高そうな感じ。
HDR-HC1+HD-5000PRO の組み合わせは、最近テレビのバラエティ番組でタレントの手持ちカメラとして使われているシーンもよく見かけるので、それなりに放送にも堪えるクオリティと認められているのでしょうか(逆に純正ワイコンで使われているのはほとんど見ない)。
ホームビデオって趣味の撮影とか、運動会みたいなイベント以外ではやっぱり撮影者が被写体(その多くは家族や友人など、撮影者と親しい間柄)と近い距離で直接会話しながら撮ることがほとんどだと思うので、そうすると 1~2m の距離感でも画面に奥行きを見せられるワイコン使用のほうが、構図的にも良いような気がする、というのがしばらく使ってみての感想です。ズーム全域で使えるという機動性も良いし、どうしても画質にこだわりたいシーン以外では、ほぼこのワイコンを常用することになりそう。
コメント
>逆に純正ワイコンで使われているのはほとんど見ない
元の画角が狭すぎるので、倍率重視なんでしょうかね?
参考になります。
いつも「ワンコイン」とよんでしまいます。
ワイコンクリア♪