フランスGP決勝:ライコネンが逆転優勝!フェラーリが1ー2! (GPUpdate.net)
ヨーロッパに戻った F1 は久々にフェラーリが勝利。ライコネンは開幕戦メルボルン以来の 1st ポディウムになりました。今回のレースは予選とスタートが全てといった感じで、予選 Q3 のトラブルでタイムの出せなかったアロンソは決勝でも BMW やルノーを抜きあぐね、スタートでライコネンに先行されたハミルトンも最後まで比較的守りのレース。今回はほぼ完璧にフェラーリのレースという流れでしたが、チーム内バトルは最後のピットインラップ数周でプッシュしたライコネンに軍配が上がりました。これで「四強」がここまでそれぞれ 2 勝ずつを分け合い、唯一全戦表彰台を続けているハミルトンの首位こそ変わりませんが、1~4 位の間が少し詰まってまた面白くなってきました(その一方で 1~2 位間は 14 ポイント差に広がりましたが・・・)。
SAF1 はデビッドソンが早々にアクシデントでリタイア。琢磨はレースペースこそ悪くなかったものの、前戦アメリカから引きずっている 10 グリッドダウンとピットストップ時のトラブル(?)で完走がやっと。ただ、本家 HRF1 がようやく常勝の兆しを見せ始め、バトンが予選 12 位から今季初となる 1 ポイントをもぎ取りました。上位陣から見ればまだまだではあるものの、これでようやくホンダファンとしても楽しめる F1 になってきましたね。SAF1 が本家を上回る展開というのも面白いんですが、それだって本家が速くなければ面白くないわけで。
とりあえずまた少し勢力図が変わってきそうなヨーロッパラウンド。ハミルトン、バトン、デビッドソンの母国 GP であり、HRF1・SAF1 にとっても第二の母国 GP となる、来週のシルバーストンも楽しみです。
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