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Tony Toni Tone / House Of Music

NW-X1060 を買って、久々に音楽を聴くのが楽しくなったのですが、改めて聴き込んで惚れ直したこのアルバム。

Tony Toni Tone / House Of Music

Tony Toni Tone の 4th アルバム。10 年以上前の作品ですが、今聴いても全く古さを感じない完成度の高さと言えます。名作揃いのトニーズにあって、個人的にはこのアルバムが最高傑作じゃないかと思うほど。

#3 “Let’s Get Down”・#5 “Lovin’ You”・#9 “Annie May” のようなリズミカルなナンバーと、#6 “Still A Man”・#8 “Holy Smokes & Gee Whiz”・#16 “Say My Name” のようなスロー・バラードが偏りなく散りばめられていて、アルバムを通じてとても小気味よい時間を与えてくれます。特に “Holy Smokes & Gee Whiz” は超せつないピアノのイントロから、シンセサイザーパートが始まる瞬間の感覚がたまらない。さらにそこに甘く美しいコーラスが乗っかってくると、自然と涙が出てきそうになります。

絶妙なコーラスワークやリズム感、サウンドまで含めて、EW&F に代表される往年のソウルと 90 年代のネオソウル、ニュー・クラシック・ソウルをブリッジするような作品ですが、このあたりが自分にとっての音楽の普遍なのだろうなと思います。最近の R&B シーンが自分の好みからズレていっている今、やっぱりそろそろ ’60~’70s のソウル/ファンク方面を深めてみる時期なのかな、と改めて思います。

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