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F1 イタリア GP 2010

イタリアGP決勝:アロンソが優勝、ハミルトンはリタイア – GPUpdate.net

イタリア GP はアロンソが見事なポールトゥフィニッシュ!モンツァでフェラーリが優勝って何年ぶりだろう?それも、PP・優勝・ファステストラップのハットトリック達成。本国のティフォシは今夜は興奮して眠れないでしょう。

しかも、今回は前戦ベルギーでノーポイントに終わってしまったアロンソ、バトン、ヴェッテルの 3 人が 1-2-4 位、ハミルトンはオープニングラップでのリタイアでノーポイント、ウェバーは 6 位という真逆の展開。前回のレース後の感想として「チャンピオンシップはハミルトンとウェバーの 2 人に絞られたと言っていい」というようなことを書きましたがごめんなさい撤回します!!(ぉ
とはいえ今回はウェバーもちゃんとポイントを拾ってチャンピオンシップの首位に立ったし、RB6 がもっとも苦手とするモンツァを終えて、残りはレッドブルが得意とする種類のサーキットが多い上に、今回ポイント差を詰めた 3 人もまだ 20 ポイント以上離れているので、ウェバー・ハミルトン有利は変わりません。でも今回のようにノーポイントのレースが一つでもあれば、まだまだ分からないわけで。

そういう意味では、スタート直後にハミルトンを撃墜したマッサミサイル(ぉ)は件のチームオーダー以上に良い仕事をしたと思います。さすが、自他共に認めるセカンドドライバー(こら


あと今回印象に残ったのはバトンの速さ。正確にはバトン車の速さですね。ドラッグ低減のためにぺらぺらなウィングをつけることが常識となっているモンツァで、びっくりするくらい立てたウィングで、予選・決勝ともに 2 位とは。予選では同じクルマ(でもウィングは薄い)のハミルトンよりも速いタイムを叩き出し、決勝でもピット戦略のまずさでアロンソに交わされたとはいえ、スタートでアロンソに先行し、トップスピードで劣りながらもアロンソを抑え続けることができたのは、このウィングのお陰でしょう。まさに F ダクトさまさまといったところですが、従来の常識を打ち破る F1 の技術力すげー、と素直に感動しました。
あとバトンはやっぱりマシンのスタビリティが高いと滅法強いですね。私の記憶では、バトンとアロンソのマッチレースってバトンと第三期ホンダが初優勝した 2006 年のハンガリー GP くらいまで遡ります。あのときもウェットコンディションの中スムーズなドライビングでアロンソを追い立てたものでしたが、2007~2008 年のホンダのスタビリティ最低なマシンでは全然結果が出ず、去年のブラウン GP や今年のマクラーレンで良いクルマを与えられたら強い。戦闘力に劣るルノーでも結果を出し、むしろチームやマシン開発を引っ張っていくアロンソあたりとは好対照で、分かりやすい人だなーと思います(笑。ドライバーとしてはアロンソのようなストイックなタイプのほうが好き(2 連覇の頃はあまり好きじゃなかったけど、マクラーレンからルノーに出戻ったあたりで見直した)ですが、バトンもバトンで憎めない(笑。

さておき、ヨーロッパラウンドもこれにて終了。残すはアジア~南米~中東のフライアウェイ 5 戦のみ。ドライバーズポイントも 1 位のウェバーから 5 位のヴェッテルまで 25 ポイント差以内に収まっており、何かあれば一発逆転はありえる状況になりました。ナイトレースのシンガポール、我らが鈴鹿、初開催の韓国と興味深いグランプリが続きますが、いよいよ楽しいレースの秋がやってきた感じです。

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