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Sony Ericsson HBH-608

ケータイを完全に Xperia acro に乗り換えたら、気になったのは通話品質。基本的に他の部分はほぼ完全にフィーチャーフォンよりスマートフォンのほうが良いと思っていますが、通話の音が悪いのだけはどうも許せません。まあ、スマートフォンではそもそも通話は二の次の機能なので、贅沢は言えないんですが。

でも、音が悪いのはあくまでも内蔵スピーカやデコーダの質が悪いだけで、回線が変わっていない以上は元の音声自体の質が劣化しているというわけでもないんだよね?ならば、ということで、久々にこんなものを引っ張り出してきました。

ソニー・エリクソン / Akono Headset HBH-608

音声だけ Xperia 本体からそのまま取り出して、デコードと再生を専用機に任せてやれば多少はマシな音質で通話できるだろう、と思って。

もういつのかも忘れてしまったくらい古い製品ですが、4~5 年前に VAIO(オーナーメードモデル)と一緒に買えた Bluetooth ヘッドセットです。最近の機種だともう型番のルールからして全然変わっちゃってるというくらいに旧型(´д`)。でも、通話は基本的に自宅へのカエルコールくらいにしか使ってないので、いいんです(ぉ

HBH-608 はオーソドックスな耳かけ型。これが出た当時はサイバーでかっこいいデザインだなあ、と思っていましたが、もうこのタイプも当たり前になったし、よりカジュアルなデザインのものが一般化してしまった今では却って野暮ったく見えます(´д`)。まあとりあえず試してみたかっただけだから、いいんです・・・。

また、イヤーピースもオーソドックスなイヤホン型で、カナルタイプに完全に慣れきってしまった私には、耳の奥まで入れられない形状のイヤホンには逆に不安だったり。最近の機種だともうカナルタイプが当たり前みたいですが。でもまあ普通に聞こえるので問題はない(^^;;


耳かけのパーツは取り外しが可能。まあ取り外しが目的なわけじゃなくて、2 軸で回転させて耳にフィットさせるための機構だと思いますが。つるの部分はプラスチックとシリコンのハイブリッドになっていて、形状をしっかりさせつつも耳の後ろが痛くならないよう配慮されています。

古い製品なので細かな不満点はいろいろありますが、その中でも最も不満というか、古くさいと感じたのはこの AC アダプタ。専用の AC アダプタなので使い回しがきかないし、旅行や出張のときにはこれごと持ち運ばないといけないんですよね・・・。イマドキならこういうのは汎用の microUSB 端子になっていて、ありもののケーブルで PC に繋いでも充電できるのが普通なので。

Xperia とのペアリングは、ヘッドセットの電源を入れて「+」と「-」ボタンを同時に長押しすると待機状態になるので、Xperia 側で機器検索してやると見つかり、ペアリングできるようになります。

ペアリングが完了したら、あとは本体側で電話をかけるだけで「接続しています」の下に Bluetooth ヘッドセットのアイコンが現れ、Bluetooth ヘッドセット経由で通話していることを示してくれます。逆に電話がかかってきたときには、ヘッドセット側のボタンを押すだけで受けられます。
古い機種なので音質は期待できないかもなあ、と思っていたんですが、カナルタイプではない割に音はけっこうクリアに聞こえるし、マイクがかなり口から遠いところにある割にはちゃんと自分の声も拾ってくれるし、(複数機種比較したわけではありませんが)ヘッドセットの性能としては合格点をあげてもいいレベルだと思います。

まあこれはこれで便利なんですが、欧米人でもあるまいし常に片耳にヘッドセットをつけたまま生活もできないので、自分からかける場合か、あるいは重要な電話がかかってくることがあらかじめ分かっているときに準備しておくか、くらいになってしまうのが実際のところ。主に使うのがカエルコールくらいなら、通勤時の音楽再生用を兼ねて MW600 のようなタイプのほうが使いでがあるかもしれません。
また、ヘッドセットタイプでも現行の VH410 であればカナルタイプ・microUSB 充電・8 台までのマルチペアリング対応と、私が求めている機能には一通り対応しているっぽい。あまり高くもないようだし、一本買ってみようかな・・・。

ソニー・エリクソン / VH410/B

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