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OverLay Magic for Xperia arc

私はスマートフォンの液晶保護シートを半年おきくらいの頻度で貼り替えていますが、Xperia arc の保護シートも半年ほど使ったら細かいキズが随分ついてきました。

arc は業務用スマートフォンとしてけっこうハードに使っているので、このくらいのキズはまあ仕方ないでしょう。
いつも使っている OverLay Brilliant for Xperia arc をまた買っても良かったんですが、ちょっと前に発売された新型を試してみたかったので、Vita 用の OverLay Brilliant と一緒に買ってみました。

ミヤビックス / OverLay Magic for Xperia arc SO-01C

キズ修復・耐指紋タイプの新型「OverLay Magic」シリーズです。最近、スマートフォン用ケースや液晶保護シートでいわゆる「スクラッチリペア」ものが流行っていますが、これもその類のもの。

「スクラッチリペア」とは、塗装や保護シートの素材に、自己治癒系の素材を使ったもののことです。通常の素材だと、キズがついたときに素材の分子結合が切れてしまうので元には戻りませんが、スクラッチリペアでは弾性のある材料を使うことで、キズがついても分子結合が切れるのではなく「表面が凹む」ような反応になり、細かな擦り傷程度であれば時間の経過とともに元に戻るという原理です。最近になって妙に注目されていますが、私が愛用していた PCG-X505/SP の頃から存在する技術で、NEC 製のモバイル PC なんかでも広く採用されているものですね。


貼り替えてみました。

見た感じでは、光沢感も透明感も OverLay Brilliant と見分けがつかないくらい、違いが分かりません。同じようなスクラッチリペアタイプでも、こないだ買ったバッファローコクヨ製 iPod nano 用保護シートはハーフグレアっぽい質感だったので、これは嬉しい誤算。

比較のために OverLay Brilliant を貼った Xperia acro と並べてみました。acro のほうも実は年明けに貼り替えたばかりなので、新品に近い状態。
じっくり見比べると微妙に色味が違って見えるようにも感じますが、これは保護シートのせいというよりは液晶の個体差か視野角によるものじゃないかと思います。光沢感、透明感といった画質面での差異は OverLay Brilliant と OverLay Magic ではほとんどないと言って良いんじゃないでしょうか。むしろ Brilliant の存在意義がなくなっちゃうんじゃないかと思ってしまうくらいです。

ただし操作感については違いがあって、OverLay Magic のほうは PCG-X505/SP の天板表面を触ったときみたいな引っかかりというか、弾力性を持った抵抗を微妙に感じます。アンチグレアタイプのサラサラ感に比べると、Brilliant も Magic も滑りにくいという点では大差ないのですが、確かに違いはありますね。ただ慣れで吸収できる範疇かなとは思います。うまく扱うコツはフリックやピンチ操作の際にあまり指を強く押しつけないこと。
キズ修復に関しては、爪で表面に細かいキズをつけた程度なら、時間が経てば確かに自己治癒しますね。これなら半年程度使った後でも Brilliant ほどはキズが残らなさそうです。

これなら今後のスマートフォン用保護シートは OverLay Magic シリーズ一択でも良いような気がしてきました。実は OverLay Magic の画質への影響がよく分からなかったので、画質を重視したかった Vita ではとりあえず Brilliant のほうを選びましたが、Vita も OverLay Magic で良かったかもしれません。

ミヤビックス / OverLay Magic for Xperia arc SO-01C

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