ドイツ GP の結果に関する、小林可夢偉本人の深夜(といっても、ドイツ時間だと夕方か)のツイートに驚いて調べてみたら、
ヴェッテル 20秒加算のペナルティで5位に – GPUpdate.net
とのこと。ラスト 2 周でヴェッテルがバトンをオーバーテイクしたシーンで、追い抜いた瞬間はトラック上にいたものの、ヴェッテルがその後ランオフエリアを抜けながら加速していったのがペナルティ対象になるのでは・・・と見られていましたが、レース後の審議で最終的に 20 秒加算ペナルティが適用され、可夢偉のリザルトが 1 つアップ。本人としては初となる 4 位のリザルトを得ました。敵失によるラッキーとはいえ、こういうのをモノにするのも、速さがあっても不運で結果を失うのも、この世界では実力のうち。
今回の入賞でドライバーズランキング上は 10 位にまで上がってきましたが、チームメイトのペレス(9 位)にはまだまだ 14 ポイント差をつけられて負けている状況。ペレスが今期既に 2 回ポディウムに上がっていることを考えると、自己ベストタイとはいえ 5 位はそろそろ要らないでしょう、というのが現実です。もう次は本気でポディウムを獲りに行くしかない。勢力図が今のまま、すぐに次のレースとなる今週末のハンガリーが最大のチャンスです。タイヤに厳しいハンガロリンクはザウバーと可夢偉に合っているはずだし、もう戦略ミスも本人のミスもなく、完璧な週末を送ることだけを考えて、臨んでくれることだけを祈ります。
コメント