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SanDisk Extreme SDHC 45MB/s 32GB

ほら、新しいカメラ買うと新しいカメラバッグとか新しいメモリカードとか新しいレンズとか必要になるじゃないですか。

SanDisk / Extreme SDHC Class 10 32GB SDSDX-032G-X46

・・・ということで、5D3 用に Extreme SDHC(45MB/s モデル)の 32GB を買い足しました。こないだ 16GB 品を買ったところですが、あれはむしろ NEX 用のつもりで買ったので、5D3 用には容量のより大きいものを。これで ¥3,000 を軽く切ってるんですから(並行輸入品ですが)、おそろしい時代です。

容量以外のスペックは 16GB 品と同等で、前回のベンチ結果どおり同じ Extreme SDHC の 30MB/s モデル比でシーケンシャルリード速度はそれほど変わらないけど、書き込みとランダムリード性能が約 5 割増しになっていると理解して良いでしょう。ただ、どちらかというと重要なのは CF/SD のデュアルスロットである 5D3 で使ったときに、CF と比べてどの程度のスピードが出るものなのか。Extreme SDHC 30MB/s モデル、および Extreme CF(60MB/s モデル)と比較してみました。条件は、5D3 の RAW+JPEG Large/Fine で、ISO100・シャッタースピード 1/8000 秒で高速連写を 30 秒間続けたときのレリーズ回数を比較。

メディアレリーズ回数
Extreme SDHC 30MB/s 32GB28
Extreme SDHC 45MB/s 32GB31
Extreme CF 60MB/s 32GB62

うーん、SDHC のほうはスペックや PC 上のベンチでの差ほど違いが出ていませんね。そして CF のほうは公称値からして違うとはいえ、SDHC の 45MB/s モデルの 2 倍速いというのは驚きです。SD と CF の仕組みの違いがあるとはいえ、SDHC 同士で比較したときの差分が小さいことから、どちらかというと 5D3 の内部バスまたはファームウェアの作りが CF 優先になっているのかもしれません。EOS 7D Ver.2.0 で連続撮影枚数が劇的に向上したように、今後ファームウェアのアップデートで改良されていく可能性も考えられますが。ちなみに、5D3 上でカード初期化処理をしたときの処理速度が SDHC 同士で比較すると 45MB/s モデルのほうが体感で分かるくらい速かったので、ファームウェア側の SDHC への書き込み処理がボトルネックになっている可能性が高いのではないかと思っています。

というわけで、絶対的なスピードを求めるならやっぱり CF が最強なのは間違いありませんが、SDHC と同容量で比較したときの価格差が 3 倍近いので、そうそう CF ばかり買うというわけにもいかないのが現実。まあ SDHC でも RAW+JPEG で 7~8 枚なら連写できるので十分実用的だし、連写系は 7D に任せればいいので、5D3 の普段使いは SDHC になると思います。物理的に CF よりも SD のほうが PC やタブレットへのデータの受け渡しもしやすいですしね。Eye-Fi を使う、という選択肢もありますが、私は RAW 撮りが多いことと、いろいろ不具合も多いという話も聞くので、なかなか手が出せません。

SanDisk / Extreme SDHC Class 10 32GB SDSDX-032G-X46

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