【恵比寿 はいばな(南風花)】沖縄アグー豚と古酒泡盛 琉球健美食
「コノ先、沖縄」…ぐっとくるじゃないか。
先日、唐突に沖縄料理が食べたくなって、恵比寿まで行ってきました。あの『孤独のグルメ』に登場した中目黒「草花木果」の姉妹店にあたります。駅前のロータリーを越えてすぐのところにある、とてもアクセスしやすい立地。それでいて姉妹店だけに草花木果と同じ味が期待できるということで、訪れてみたいと思っていました。
何はともあれもずくとオリオンビールで乾杯。晩秋といっても一杯目のビールは格別です。このロゴと、一般的な国産ビールに比べて薄いオリオンを味わうと、もう頭の中は沖縄です。行ったことないけど(ぉ
メニューは中目黒と同じものも多いですが、少しずつ違ってます。中目黒ですっかりファンになってしまったにんじんのシリシリーがない!(;´Д`)ヾ。でも代わりに気になるメニューもいろいろあります。
まずは海ぶどうのサラダから。天然の塩気と、プチプチした食感がいいね!口から沖縄が入ってきた。
定番のゴーヤチャンプルー。ここの味も中目黒と変わらずうまい。私はゴーヤはあまり得意じゃなかったんですが、中目黒やここで何度か食べているうちにだんだん好きになってきました(^^;;
豆腐よう。爪楊枝で少しずつ削りながらいただきます。
これは沖縄の珍味ですが、私はこういう癖のある珍味が大好きです。豆腐の発酵食品ですが、味や食感は豆腐というよりもほぼチーズ。かなり癖が強いので好き嫌いは分かれるでしょうが、飲んべえにはこういうのはたまらないでしょう(笑。私は珍味好き、チーズ好きなので大好きです。
こういう濃い味のおつまみが出てくると、もう泡盛に突入したくなるというもの。豆腐ようにはちょっと強めの泡盛がよく合います。
懐かしのポーク玉子(だったと思う)。オーソドックスなオムレツに、カリカリに焼いたスパムが良い味出しています。そう、たまーに無性に食べたくなる沖縄の味ってこのスパムの印象なんですよ(笑
グルクン(タカサゴ)の唐揚げ。これ、揚げてあるからこそボリューム感がありますが、他の調理法だとちょっとパサパサしてて美味しくなさそうだな、というイメージの魚です。まあ私が北陸出身で南国の魚を食べ慣れてないせいもあるんでしょうが。
ちなみに「どぅる天(田芋のコロッケ)」を頼んだつもりが、滑舌が悪くて「グルクン」でオーダーが通ってしまったらしい、という事実を今ここに明かします(ぉ。
いやぁ、ウマイ。泡盛がどんどん進みます。頼むごとに種類の違う、凝ったグラスに入って出てくるのもいい。
さあて、そろそろ本命といきますか。
メニューにアグー豚の天然塩焼きよりも豪華そうな「島豚あぐー盛り合わせ」というのが見えたので、それを頼んでみました。
うん、こういうタイプか。
部位ごとに切られた生肉を、自分たちで鉄板で焼いていきます。
ジュージュー…この音がまた、食欲をそそります。肉の表面に浮かび上がってくる肉汁もまた、そそります。
天然塩焼きのガツン!としたボリューム感と、歯が弾き返されそうな弾力感もいいですが、こういうのもまた、いい。
焼き上がったら、岩塩・ウコン塩・桜塩・たれ、のうち好きなものをつけていただきます。シンプルな塩系が、肉のうまみを引き出す感じで美味。こういう肉そのものを味わえる料理っていいですよね。
ごちそうさまでした。
中目黒のほうは交通アクセス的に一緒に来れる人をちょっと選びますが、恵比寿ならば割とどこからでもアクセスしやすいので(まあ、日比谷線で恵比寿と中目黒は隣駅とはいえ)、人を誘いやすいのもポイントが高いです。ここは今後ちょくちょく利用することになりそうな予感。
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